次の日
流星が首筋にキスしてくる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
裕翔が少し急ぎながら部屋にノックした。
あなたはまだベッドの中にいて、流星が着替え終わるところだった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
流星が部屋から出て、涼介の案内でリビングへ行く。
それと同時に、あなたがパパッと着替え始めた
でも、なんか、心配…
後ろ姿を見た裕翔が、思わず息をのんだ
あなたが、珍しく裕翔に怒った
パパッとドレスに着替えたあなた。
通り過ぎたあなたの腕を掴んだ裕翔。
でも。その腕にもキスマークと…
涙が溢れる。溢れて溢れて止まらない…
裕翔、強制的手段
あなたの服を…上半身の服を脱がせ、隠さないように腕をつかんだ
それは、傷&キスマークの体。
パッと手を離す。あなたが渋々着替えた
心からの声ではないけれど。
大声では言えないけれど。
心の底からの悲痛な声だった________________
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。