第3話

日差しの強い1日
15
2018/07/22 16:15
祖母の葬式は何もなく、すぐに終わった…。
そして祖母の家には、遺品整理の業者達が祖母の遺品整理をし始めた…。
僕は祖母がよく使っていた、花札を勝手に取って、持っていた。

そして母に邪魔だと言われ、僕は外を1人で歩いている…。


「おい!お前!!」
いきなり、呼ばれた、初対面の人間に敬語が使えないとか、流石田舎…。

「なんですか?僕に何か用ですか?」
僕は皮肉そうに振り向く。

「ここじゃ見ない顔だな!どっから来たんだ?」

そう聞かれ。「東京」と答えると「シティーボーイだと!!」と訳分からないけどあほらしい返答が帰ってきた

「そうだ!俺ら今から野球するんだが、人数が1人足りなくてな!混ざってくれないか?俺は達也(たつや)だ!」

あぁ、これはよくマンガとかであるぼっちな奴が友達できるきっかけみたいな奴だ…。
まぁ、僕は今更友達なんていらない、だから断った…達也というこの反感を買ってしまったけど、

夕方になるまで、海辺で暇を潰した…田舎でもこのの海は綺麗だった。この土地唯一の褒められる事だろう。

イルカが遠くで泳いでるいるのが見えた。

日が暮れたから、今日はもう帰ることにしようとしたら、

「1人?友達いないの?私がなってあげようか?ふふっ」

女子の声が聞こえた…。

「別に、友達がいなくても、いいだろう!?勝手に友達になろうとするなよ!」

僕は今日あった事が全部積み重なり、遂に爆発した。「っあ、ごめん…」別に彼女1人が悪い訳じゃ無いのに怒鳴ってしまったから、僕は彼女に謝罪した。
すると、彼女は
「わぁ、びっくりした!意外と怒鳴ったりするのね!じゃあ許す代わりに、1つ私と命令するよ!」

彼女はよくわからない、事を言ってきた。



「今年の夏中は毎日夕方ここに来て、私と何でもいいから約束してよ!」

そう言われた…。まぁ、別にここじゃやる事も無いし、命令自体は嫌な物じゃないから、僕は了承した。すると、陽は沈み、星たちが綺麗に光っていた。

「私の名前は夕日(ゆうか)じゃあ!また明日ね!!」

そう言って、彼女は家に帰ると言い、歩いてどっかに行ってしまった。

それと同時に僕の携帯がなった…
母からの電話だった…。
絶対に起こっている…。
「…もしもし?何…?」恐る恐る僕は要件を聞くと
「こんな時間まで何をしているの!?早く帰ってきなさい!!まったく!」

案の定怒っていた…。

僕は重たい足を動かし、帰った…。

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