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第4話

セミが騒がしい1日
18
2018/07/22 23:25
僕は、約束通り、次の日夕日の元へ行った。


「あ!命令ちゃんと守ってる!!やった!じゃあ今日の約束は、今日の夕飯を明日の夕方教えてよ!それが今日の約束だよ!」


夕日は嬉しそうに言った、


「そんな変な約束する為にこんな命令をしたのか?あんたアホなのかそれ、あんたにメリット何もないじゃん…」


僕は皮肉を言った…すると夕日が


「別にいいでしょ!それに本当の目的は約束の意味からじゃあ、理解できないよ!」


そう言い、夕日は立ち上がった。


「ねぇねぇ!ちょっと海入ろ!足だけだけ ど!」


そう言い、夕日は海に足を入れ、遊び始めた。


海の中は冷たくて、気持ちがよかった。
海の波が僕の心の中の黒い物を流し出したかのように、負の気持ちが溢れ出てきた。



僕は気分が悪いと言って、夕日と別れた、

帰って、1人の部屋に入り、僕は1人考えた、泣かない方法を、嫌な事を忘れる方法を…。

日はまだ暮れていなくて、蝉が僕の事を嘲笑うかのように鳴いていた。

僕は辛いんだ、もう楽になりたい。楽にしてくれ…。心からそう思った…。
僕は弱い人間だ。強くはなれないんだと心から思った。




???side

彼は、とても優しい子だ、私は知っている。
彼と私は幼い頃一緒にいたから。幼い時彼に私は1度だけ助けられたから…。

彼に私はお礼がしたい…。
でも、あの女の子は誰…?あんな子見た事ない…。彼とどういう関係なのよ…、

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