廉side
そして次の日、学校で話を聞くことにした。
~昼休み~
優太「で、俺たちの中で誰が1番よかった?」
俺やろ……
俺じゃなかったら……
あなた『わ、わたしは………………』
あなた『 岸くんのがよかった…。 』
紫耀「え、、ほんとに言ってるの?それ。」
「え?!なんで、、俺が彼氏やん……。」
俺はキレる寸前だった。
もう誰の話も耳に入ってこなかった。
あなた『ち、ちが…………』
「何が違うんや!!!!!!」
ああ、違う。心ではわかってるのに……
あなたの話を遮ってしまった。
「優太と付き合えばええやろ。
もうしらん。」
俺はその場から去った。
あなた『なんで……違うのに…。』
俺は教室に戻ってから、
1人で涙を流した。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。