『も、だめ…ッそこば、っか…っ』
普段はああ言えばこう言う、生意気アイドルのくせにこの行為のときは可愛い。ズルいやつだ。
『や、めろ…っ遅刻する…ッ』
お互いにあと少しで出勤なのに朝から止まらない。
「気持ちいでしょ…?」
『っん、きもち…っあぁ、っ、あ…っあ』
やめろなんて言うけど、本当はやめて欲しくないんでしょ?こんなに抱きついて、しがみついて。
『はぁ、んッ、すき…っすき、ぃ…っ』
「ユンギ…」
『あぁ、だめ…ッ!!いくいク…ッ、あっ…いッ…〜〜っ!!』
痛いくらいにまた中を締め付け、浮いた腰をドサッとベッドへ落としてまたビクビクと身体を震わせる彼。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。