side:海瀬あなた
「マツシマ!!!」
松島📞『わ、え!?あなた!?』
「見てたぞお前のRUN!!かっこよかったぜ!」←
松島📞『えちょっと待って、え、なんで、電話、』
「今日仕事ってゆーの、あれ嘘」←
松島📞『はぁ!?』←
「まぁサプライズの方が楽しいやん?」
松島📞『ちょっと、待ってぇ...まりぃ...あなたから電話、来たぁ』
マリ📞『えーうそ!!聡ちゃんに!?』←
松島📞『ちょっと待ってマリ酷い!!!笑』
いやぁ、にしてもまっしまさんのこんなに楽しそうな笑い声、久しぶりに聞いたかも。
やっぱりメンバーと一緒に居るから、だよね。
スマホの向こう側で騒いでいる松島とマリをなんとなく勝利がにこにこ笑顔で見ているのが想像出来てちょっとうるってきた。←
え、ふまけん?
そんなん知らん()
「じゃ!松島切るで〜!」
松島📞『えちょっと待って!あなたから掛かってきた電話ってまじで珍しいかr』
...うん、ごめん松島。←
私今から見たいドラマ始まるのよ。(
テレビをつけると、ちょうどドッキリGPが始まっていて、ワイプには...康二が。
″ あなたのペースでいいと思うよ!! ″
ちょうど松島が私にかけてくれた言葉を思い出して肩の力を抜く。
本当、あいつは自分のことより人の事心配するんだから。
カピバラ馬鹿野郎。←
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きゃー遅くなった聡ちゃん改めて復帰おめでと!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。