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第1話

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2023/01/31 15:35
ポケくん
ポケくん
はぁ…
眠すぎる…
俺の名前はポケカメン。
ただの高校2年生。
















サワサワ
ポケくん
ポケくん
うわッ!?
そんな俺の今の悩みは
誰かに触られる感覚が多々あること。
授業中でもこの感覚がよくあるから
正直困っている。
触られる感覚の他にも
抱きつかれる感覚、背中にグリグリ頭を
押し付けられるような感覚などがある。
ポケくん
ポケくん
ホントなんなんだよ…
これをGoogleで調べても
Yahoo知恵袋などで俺と同じような人を探しても
幽霊的なものなどと書かれてることがほとんどだ。
幽霊に触られたり抱きつかれたりしてると
思うと鳥肌が立ってくる。
俺は幽霊系など怖いのが苦手だ。
ポケくん
ポケくん
お祓い行ってみようかな…
ベシッ
ポケくん
ポケくん
痛っ!?
叩かれる感覚がしたのは初めてだ。
ポケくん
ポケくん
もうやだ…
まじで怖い…
ナデナデ
ポケくん
ポケくん
撫でられてるし…
さっき叩いたくせに…














ポケくん
ポケくん
散歩でも行って気分変えよ…
















ポケくん
ポケくん
ふぅ…
田舎だから辺りは田んぼだらけ。
コンビニやスーパーに行くには
歩いて2時間半くらいかかる。
都会に比べたら不便なことが多い。
それでも俺は都会に行きたいとは思わない。
人見知りだからだ。
人が沢山いるようなところで
上手く生活できるわけが無い。
ポケくん
ポケくん
















ポケくん
ポケくん
ポケくん
ポケくん
あ…
気づいたらもう夕方の5時だった。
俺はずっと川でぼーっとしていたのだ。
ポケくん
ポケくん
帰らなきゃ。













ギュッ
歩いてたら突然誰かが
手を繋ぐような形で手を握ってきた。
隣を見ても誰もいない。
ギュッ
もう片方も手を繋がれる感覚がした。
ポケくん
ポケくん
やっぱ幽霊なのかな…

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