ピーン⤴︎︎︎⤴︎︎ポーン⤵︎ ︎パーン⤴︎ ⤴︎⤴︎ポーン↓←
…じゃなかった(ネタ小説の癖)
ᐠピンポンᐟ
家庭教師の先生が来た…先生の名前は黒羽根先生…黒羽根瑠菜先生だ
先生「あなたちゃんこんにちは、今日も頑張ろうね」
黒羽根先生は唯一信頼出来る存在…自己紹介の時に言ってくれたのは
お話が好き…ということだ
先生「あなたちゃんは気になってる男の子いないの〜?」
毎回来る度この質問をしてくる
あなた「まだいない…です…」
そして私は毎回こう答える
先生「そのうち好きな人くらいできるから!その時は相談してね」
……授業を受けたい
先生「さぁ始めましょう…」
あなた「はーい」
────────────
先生「お疲れ様。ドーナツ買ってきたから、後で食べてね。じゃぁお邪魔しました〜」
黒羽根先生は面倒見が良い先生だ…
お節介なところもあるけど…((ボソッ…
\ピロン/
あなた「?」
───────────────
……樹さんからのメッセージだ
なんだろう…アイコンが可愛い…
( ˙꒳˙ )ファ
私 は 何 を 送 っ て い る ん だ
え?今更だけど陰キャの私が陽キャの男子とワイワイガヤガヤやってんの?え?これ大丈夫?なんかすごくめんどくさい女子に絡まれなりしない?え???え???怖いんですけどそもそものところ私が陽キャとK((
既 読 着 い た
オワタやつーこれオワタやつー\(^p^)/オワタアアアァァァァ←
( 'ω')キャァァァァァァァァァァァァ←
っ!手が勝手に!←
( ' ' )♡
ん?
ん?
ん?
え?キュンって何???え???少女漫画で見た事あるやつ?え???なんで私に発動してんの?((乂°∀°))ナンデダロ-((乂°∀°))ナンデダロ-←
え、待って(〃♥^♥〃キャャャア)だよ?←キュンという名の胸のトキメキが私の心の中に?
とっとりあえず返信しなければ…
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あなた「ヒッヒッフー」←
あなた「…おかぁさんー!!!」
母「どしたん」
〜事情説明中〜
母「なるほど…そう言うことなら大丈夫気をつけて行ってきてね」
OK…貰えた…
( ゚∀ ゚)ハッ!メッセージ送んないと
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────────────────
あなた「明日の服どうしよう…」
私はあまり可愛い服を持っていない。
子どもの頃から暗めの色のトレーナーorパーカばかりだった
( °ω° )
私は裁縫ができる
友達がいなさすぎて裁縫しかすることがなかったからだ
レースや、リボンも家にある
なんならミシンも持っている
あなた「リメイク…できるかな…?」
カタ:( ;´꒳`;):カタ
失敗したらどうしよう…
──────────────
ん?
んんん?
なんか気づいたらめちゃ可愛い服がロングスカートと共に
周りを見たら…
ミシンの前に座っていた…
え???気づかないうちにこんなことできるん?
私…才能ある?
とりあえずできた…これで行けばなんとかなるはず…
そもそも私はデートでもないのになぜこんなことをしているんだ?
ただアルバムを買いに行くだけなのに…
作ってしまったものは仕方ない
これで行こう…
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。