無料スマホ夢小説ならプリ小説 byGMO

933
2021/01/17

第20話

20話


カリムと仲直りしてから1週間
エリナちゃんとネオくんの見学期間は終え
今日も騒がしい一日が始まった



それにしても、大変だったな………




カリムと初めての喧嘩をして、仲直りしたは
いいもののそれから3日はずっとひたすらに
謝ってくれたのだ


ふとした時も抱きしめる時も
キスする時も夜の最中でも


ずっとずっとカリムは私に謝ってくれた






4日目からは、カリムの反省期間が消えたと
思いほっとしているとデレ期の始まりだった


隙あらばたくさんキスしてくるし、
一昨日なんてそのまま保健室に連れられて
シてしまったのだ








そして、本日昼休みに
屋上でそれぞれの弁当を広げ食事をする今日この頃








カリム
カリム
なぁあなた
カリム
カリム
今日、俺の部屋で泊まれよ!
あなた
昨日シたばかりでしょ?
カリム
カリム
そうだけど、いいだろ〜
あなた
ん〜


昨夜、絨毯で散歩しようとカリムに誘われ
何もしないという約束の元、カリムと楽しく
散歩をした。散歩後に問答無用でカリムに担
がれベットに降ろされ約束を破ったカリムと
そのままシてしまったのである



一昨日も昨日も今日もなんて、三日連続はさすがに
リズ
リズ
性行為は構わないが、そういった
話は2人の時にしてもらえないか?
ジャミル
ジャミル
激しく同感だ
引き気味でこちらをじーと見つめ
そう言ったリズにすぐさま謝る
あなた
ごめんごめん
リズ
リズ
全く喧嘩したと思ったら
すぐ仲直りして………以前より大分
仲が深まったんじゃないか?
あなた
そうなの……カリムったら
デレ期に入っちゃって
カリム
カリム
うぅ……もう二度と喧嘩なんてしたくない
あなた
私もそれについては同意見かも


喧嘩し終わった後のカリムの性欲は今までとは
比べ物にならないぐらい強かったのだ



リズ
リズ
喧嘩するほど仲がいいと言うではないか
あなた
いや、リズはジャミルと毎日してるでしょ?
リズ
リズ
何を言っている
あんなの喧嘩の内にはいらんわ
ジャミル
ジャミル
お前達の喧嘩に比べれば可愛いものだ



うぅ………否定できない




ジャミル
ジャミル
全く、寮長という自覚が
足りないんじゃないのか?
ジャミル
ジャミル
来週にはハロウィンイベントも
控えている、こんな忙しい時に揉め
事を起こされると困るのはこちらだ
カリム
カリム
あぁ!すまん
あなた
ん?
あなた
…………ハロウィンイベント?

なにそれ?

リズ
リズ
お前、知らないのか?
リズ
リズ
来週の土曜日、NRCで毎年恒例で
行われるハロウィンイベントだ
ジャミル
ジャミル
各寮でテーマを決めて仮装する
というつまらないイベントだが
ジャミル
ジャミル
出店などで来客からの資金を
稼ごうという魂胆が見え見えだ

さ、さすが学園長………抜け目ないな


カリム
カリム
今回のスカラビア寮のテーマは
『狼男』なんだ!
あなた
私達、女だけど………
リズ
リズ
安心しろ、学園長に聞いたところ
女子は女子で作る予定と聞いてある
リズ
リズ
明日の放課後にある採寸会、
私達も参加が許されている
あなた
ほ〜
ジャミル
ジャミル
前から思っていたがあなたは
本当に人の話を聞いていないんだな
リズ
リズ
昔からだ


いやいや、まぁ確かに授業以外の人の話を聞くのは
すっごく苦手だけど…………



あなた
狼男ならぬ狼女か………
どうしよう、似合わない自信しかない
カリム
カリム
あなたは何着ても似合うぞ!絶対


で、でも絶対に可愛いだろうな……カリムの狼男



あなた
楽しみだね!来週!
カリム
カリム
あぁ、楽しそうだな〜!
ジャミル
ジャミル
全く………厄介事は起こすなよ
リズ
リズ
その通りだ、こういった行事が
ある時は刺客は紛れやすい
リズ
リズ
グレイス帝国でも、先日
第一皇子シャルル様の食事に
毒が入っていたそうだ
あなた
え!?
リズ
リズ
幸いにもシャルル様の命に
別状はなかったが……
あなた
よかった……シャルルは無事なのね
リズ
リズ
お前が狙われる確率は充分に高い
くれぐれも、気を引き締めろ
あなた
はーい



この時リズの心配の言葉を軽く流した私は
すごく後悔することになる


































──────────────────────



sideジャミル
放課後、部活帰りにカリムを迎えに行くべく軽音部の部室へと向かう、図書館の前を通ると偶然そこで用事を済ませたあなたと遭遇し一緒に帰ることになった



まぁ帰る場所は一緒だから別で帰る
理由がないからというだけだが





あなた
私、軽音部に行くの初めてなの
ジャミル
ジャミル
そうか、意外だなたくさん通ってそうだが
あなた
カリムに危ないから一人でうろうろするなって言われてるから………あとリズも


ここは北校舎で軽音部の部室と空き教室しかない
ここを利用する生徒は軽音部の連中しかいない
それを利用し、ここにはサボりに来る輩が多く
北校舎は治安が悪いのだ
ジャミル
ジャミル
噂をすれば……あいつこんな所で何やってんだ?
正面の通路を歩いているリズの姿を見つけた、
いつも通りの氷のような無表情で重たい足取り
で歩いてくる
あなた
おぉ〜い!リズ〜!!!
ジャミル
ジャミル
止まれ
こちらに歩いてくるリズに
俺は怒鳴るように言った
あなた
ど、どうしたの?ジャミル
まさか、喧嘩しちゃったの?
ジャミル
ジャミル
お前、何者だ?


こいつは確かにリズではない
髪型、容姿、服装、一見全く一緒だ
幼い頃からずっと一緒にいるあなたが見間違える
ほどに、だが俺の目は誤魔化さない確かに似ている
が、所々違う


何より、彼女は今こちらにダッシュで向かってきている、刃物を片手に、あなたを狙い


主人の女で、大事な女の主人で、何より大切な友達の一人である彼女を守るのは当たり前だった


俺は咄嗟にあなたを守るように抱きしめた
直後、背中に激しい痛みが走った




リズによく似た少女は予想外の事に動揺したのか
すぐにその場を去っていった




あなた
ジャ、ジャミル!


俺とあなたは二人してすとんと腰を落とした
意識は朦朧としていて彼女の肩に自分の体を預けて
いるということと、彼女は俺を抱きしめるように
俺の背中に手を回し自分のユニーク魔法で俺の傷
を治癒してくれている、ボロボロに泣きながら
だらしない声を漏らしながら必死に、必死に治してくれる








カリム
カリム
あなた!ジャミル!
リズ
リズ
何があった!?
リズは血相を変えこちらに駆けつけ真っ先に
あなたの身の安全を確認しホッと安堵する

怪我をしている俺ではなく彼氏である俺ではなく

主人を優先してしまうところに
少しだけあなたに妬いてしまう


あなた
私のせいで………ジャミルが……


流石に、この体制はカリムの怒りをかってしまう
現に今もカリムは心配はしてくれるもの「この体制どうにかならないのか?」とか聞いている



いつの間にか、痛みも消えたので体制を起こす
あなた
ジャミル、動いても大丈夫なの!?
ジャミル
ジャミル
あぁ、さすが皇族だな
完璧に出血も痛みも消えた
あなた
よかったぁ〜
リズ
リズ
で、何があったんだ?


般若の顔のリズとカリムに全てを説明する


──────────────────────


sideカリム




スカラビア寮に帰った直後、寮長室で
ジャミルに起きた出来事を全て聞いた








気にいらない



ジャミルに手を出した事も



彼女を狙ったことも



彼女が他の男の為に涙を流したことも



他の男が自分に体を預けるのを許したのも



他の男の体に少しでも魔力を注いだことも



他の男を心配するのも










何もかもが気にいらない



























犯人をどうやって殺してやろうか





俺の大切な従者と女に手を出したんだ







彼女を泣かせ、怯えさせ、傷つけた奴を
どうやっていたぶってやろうか
























火炙りにさせ、死ぬ直前で治療してやろう
爪を1枚1枚剥がし、手足を切り落とし
好きな奴がいるのであればそいつが他の者と
抱き合っている光景を直接見せてやろう










あなたを泣かせたんだ、
生まれてきたことを後悔させてやらなければ





































あぁ楽しみで仕方ない