メグミ、ビター、居るかしら?
どうしました?
……
今日は依頼で学校に行って貰うわ。
私この間も依頼で学校に行ったんですけど…
良いじゃない
でも、ビターはその姿では駄目では?良ければ私がビターの変装を用意しますが。
じゃあ直ぐに用意出来る?
出来ますよ、待ってて下さいね。
ビター来て下さい。
コク
…
戻りました。
…アンタ本当にビター?
ビターですよ、学校で使う名前は、
ビターが神楽 颯哉、私が神楽 雪之です。双子で私が姉と言う設定です。
転校は何時からですか?
明日からよ、流石に今日からなんて言わないわ。
そうですか、では私は仕事をしないといけないのでそれでは。
ふぅ…
プルルルル
ん?はい、もしもし
{メグミ様,お久しぶりでございます。}
セイですか,お久しぶりです。
あ,1ヶ月後に帝国に一時的に
帰還しますね。その為皆さんには
内緒にしていてくれませんか?
何時ものような盛大な帰還では無く
静かな帰還をしてみたいので。
分かりましたか?セイ?
{メグミ様の御命令とあらば…}
ありがとうございます!
それで、何の為に連絡を?
{いえ、今度は何時御帰還なさるのか
お聞きする為です。}
そうなんですね。
またお話相手になって下さいね!
{はい!メグミ様の御命令なら喜んで!}
ありがとうございますね。
{それでは失礼しますね。}
はい!
メグミ様…無茶をして居ましたね…
今度お説教ですね!!
~依頼当日~
ビター、おはようございます。
…(おはよう)
はい、おはようございますね。
お母さん、学校は何処ですか?
△△学校よ
わかりました、行きますよビター,いえ…颯哉。
コク
~職員室~
ガラ
今日転校して来ました。
神楽 雪之と神楽 颯哉です。
あぁ、神楽姉弟の組は3組だ。
分かりました。
じゃあ教室に行こうか。
はい。
~教室~
教室は転校生が来たぞ。
先生本当?!
あぁ。
やったあ!
じゃあ入って来てくれ。
ガラ
今日転校して来ました。
神楽 雪之と言います。
…
え、えと…神楽弟?
あぁ、私が紹介しますね。
この子は神楽 颯哉と言います。
よろしくお願いしますね。
質問あるやつは言ってくれ
(面倒くさい…)
はい!
○○
二人はどっちが年上なの?
私が姉で颯哉が弟ですね。
そうなんだ!
はい!
●●
趣味は何ですか?
読書ですね。
えっと…神楽くんは?
颯哉はスポーツなどが好きなんですよ。
(適当に設定などは決めましたがそれで良かったですか?)
(うん…姉さん…ありがとう…)
(いえいえ)
そうなんだ!ありがとうね!
と言うかどうして神楽くんは喋らないの?
コミュ障なんですよ。
恥ずかしがり屋さんなんですよ…
だから余り喋らないんですよ。
分かりましたか?
うん!ありがとう!
いえいえ。
~授業~
あ、ビターとメグミちゃんは隣どうしです。
(ビター…ターゲットってあの子ですよね?)
…
(うん…その筈だよ…)
(あの子と仲良くなりましょうか。)
(承知)
~授業後~
こんにちは。
!確か今日転校してきた…
神楽 雪之と神楽颯哉です、よろしくお願いしますね。
クラスメートとして、仲良くして下さい。
うん!よろしくね!
はい。
コク
そういえば、どうして雪之ちゃんは
敬語なの?さっきから思ってたけど…
…敬語は癖なんですよ。
昔から敬語を使っているので
それが身体に染み込んでしまったんです。
そうなんだね。
~食堂~
此処が食堂だよ!
此処で皆ご飯を食べるのよ。
そうなんですね。
購買もあるから、皆殆どお弁当か購買で買ってるの。
私はお弁当なのよ、雪之ちゃん達は?
私達もお弁当ですよ、私の手作りなんですよ。
え!?凄いね…私はお母さんに作って貰ってるの…手先が器用じゃないからね…あ、そうだ、二人は何の部活に入るの?私は美術部に入ってるのよ!
何の部活があるんですか?
えっと…サッカー部,美術部,剣道部,武道部,ボクシング部,読書部,野球部,テニス部,バレー部,書道部,バトミントン部,空手部,陸上部,家庭科部,探検部,植物愛妻部,パソコン部とかかな…?
植物愛妻部って何ですか…
植物が好きな人が集まる部活だよ。
探検部も何ですか…
えっと確か…森などを探検する部だよ。
不思議な部活ですね…
…(姉さん…)
(どうしました?)
(パソコン部に入った方が色々な情報を調べられるよ…)
(そうですね。)
二人はどこの部活に入るの?
パソコン部に入りましょうかね…
コクコク
そうなんだ!あ、でも暇があれば家庭科部に来てね!
ふふ、分かりました。
~放課後~
プルルルル
?
(姉さん…出て良いよ)
ありがとうございますね。
ガチャ
はい、もしもし
{メグミ様,お久しぶりです。}
{メグミ様!お久しぶりです!}
お久しぶりですね、ゲン、ヨウ。
それでどうしたんですか?
{セイがお話をしたらしいので
寂しくなり…電話をかけたのです。}
そ、そうだったんですね!
では、たまにお喋りをしましょうか!
{!}
{!}
{はい!}
{はい!}
それでは切っても?
{はい、分かりました。}
ブツン
ギュ
?どうしたんですか?
…(寂し…かった…)
!…ふふ、ごめんなさいね
…(うん…)
ビター、ターゲットを追って殺します?透明化して…ね…
……う……ん…
~~~~~~♪
…『呪符 curse・scent』
え…?何これ?
ヒュッ…!ゲホッゴハッゴホッ…ゴホッ
バタン(ターゲットが息を引き取った)
息をしてないわ!
救急車を!
無駄だと言うのに…もう彼女は息を引き取って居ますよ…愚かな者よ…
帰りますよ、颯哉…いや、ビター
コク
ただいま戻りました。
…
あら、お帰りなさい。
依頼はどうだったの?
ちゃんと殺しましたよ?呪殺ですが。
…(この姿…解いて…)
ふふ、分かりましたよ。
パチン
……!
それで良いのでしょう?
コクコク
うん!終わり!
疲れた!うん!
お疲れ様です。
あ!そうでした!
聞いて下さい、私年にしたら1○歳でして、小学校に通って居るんですが…!私のクラスにとてつもなく五月蝿い子が居るんですよ!
私は本音を言うと…その子が苦手と言うか…どちらかと言うと…嫌いな部類なんですよね…私は五月蝿いのが苦手で辛いんです!だからたまにで良いのでこんな感じの愚痴を聞いて下さい!お願いします!
麟の我儘を聞いてあげて下さい。
麟はその子の声を聞くのもその子と
一緒の空間に居るのも嫌らしくて…
気が滅入って居るんです…だから
麟の我儘を聞いてあげて下さい…!
お願いします…!
最近はストレスが溜まり過ぎて…
気が狂いそうなんです!今日だって…
ストップ!それ以上は駄目!
え、そうですか?
あ、そうです、また次回…見て下さいね…!
お願いします…!
バイバイ!
また次回で…!
いいねして作者を応援しましょう!
この小説を読んだ方は、こちらの小説も読んでいます
- ノンジャンル
こんにちは、自爆テロしに来ました
。
favorite 28,729grade 6,534update 2024/04/02 - ノンジャンル
使い魔が奴隷として扱われるクソみたいな世界の話
イラスト/ノーコピーライトガール様
favorite 41,836grade 7,257update 4日前 - ノンジャンル
失敗作少女
冷炎を恨んだ
favorite 165,251grade 11,692update 2024/04/17 - ファンタジー
最強、入隊します。
十三歳にして最強、 最速の呼吸の使い手。
favorite 27,527grade 4,207update 2024/03/25 - ノンジャンル
問題児達の家庭教師とか御免です
イラスト/やなぎ様
favorite 51,644grade 8,039update 4日前
が好きなあなたにおすすめの小説
コンテスト受賞作品
もっと見るONE N’ ONLYオーディオドラマ原案コラボコンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- 恋愛
僕とあの子、あの子と僕
難病を患った2人の恋 叶うか叶わないかあなたはどっちだと思いますか?
- ファンタジー
クリスマスに家に来たのはサンタの息子
その日はクリスマスイブ。キロ・マグリーはサンタがいると自分を騙しているのだと、親に怒鳴った。それを聞いた父は、息子にこっそり自分の九歳のクリスマスイブのことを話した。知らなかったサンタの家系の秘密。おもしろくて、ちょっと心温まるとあるクリスマスのお話。番外編まで見逃せない!
- ファンタジー
ドメインうぉーず!〜仮想世界を舞台にしたデスゲームで妹を溺愛している少女が妹を救うために元ゲームマスターの裏切り者の人工超知能と手を組んでゲームぶっ壊します〜
2050年、全てがデジタルで一元管理される時代。 妹の九三が原因不明の自殺未遂で昏睡状態に陥り、姉・有海空の世界は崩壊した。 そんな中、CUBEと呼ばれる次の人類の故郷となる仮想世界での権力争いが激化。 そこは、土地や通貨を奪い合うバトルロワイヤルの場であり、 選ばれし者たちが欲望のために汎用人工知能MEを駆使してしのぎを削る世界だった。 ある日、妹の見舞いのために病院を訪れた空は異様な光景に遭遇する。 周りは人型の怪物によって拘束された人々で溢れ、自身も動けなくなってしまう。 そこで聞こえてきたのは、かつて人類を破滅に追い込んだAIの声。 「妹の体をくれたら、救ってもいい。」この言葉をきっかけに、 空は妹を救うため、そして元の平穏な日常を取り戻すため、 世界の運命を賭けたデスゲームへと足を踏み入れる。 使用画像 七三ゆきのアトリエ https://nanamiyuki.com/ novelai https://novelai.net/
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。