一眼目が終わって休憩時間が始まったと思ったら
チベスナがこっちに近づいてきます
近づいてきて何するんだよこいつ
と思ったら視界がチベスナさんの服でいっぱいになりました
何が起きているんだ
「…、」
やっと状況を理解したてきた私。
現在チベスナさんにハグされてます
いやどうゆう心境の変化?
ていうか多分私顔死んでるわ
「え、ちょっと待ってそうゆう関係?」
「まじかよ推すよ?」
「取り敢えず連写しとこう←」
…、恥っず…。
連写音めっちゃ聞こえるんですけど…、
せめてマナーモードにしましょう?←
『チベスナさん…、?』
「チベスナさん…、!?」
私がチベスナさんに声をかけたら
チベスナと思ってなかったのかチベスナさんは驚いたような顔をする←
いやチベスナさんはチベスナさんじゃん?←
「倫太郎。倫太郎って呼んで」
いやまぁ別に呼びますけど、
なんでハグされたまんまなんですか?
『チベスナさん離してください』
「倫太郎って呼んでくれたら良いよ」
めんどくさい彼氏ですかなんですか
あ、…、ゑ。
ちょっと待って今気づいたけど高校生男女がハグしてるのって大分やばく無いですか?
それに気づいた途端自分でも顔に熱が集まっていくのがわかる
「…、」
じーっとチベスナさんがこちらを見つめてくる
よし気が変わったさっさと呼んで離して貰おう
サブ垢です良ければ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。