なんかさー…
あの後ずっとバックハグされてて
バックハグされるのに慣れてきた自分が怖い
わー大変だー
「なぁなぁあなたの下の名前。ここ分かるか?」
突然後ろの銀髪さんにそう聞かれた
あれ…、ここって中学の時習ったところ…
もしかして銀髪さんってバカ…?←
これもわからないとはバカなのか…、
うちのお兄ちゃんとは違うタイプのバカだな…
なんかお兄ちゃんの事思い出してきたら気分悪くなってきたな…
「顔死んでるけどまさかあなたの下の名前もわからないん…?」
『は?』
今めっちゃ低い声でたわ
もうゴリラかって思うくらい()
「えっと…ちゃうからな…?えと、そのあのなんや…?とりあえずすまん」
うんごめん。そんなに焦らないで
ごめんね銀髪君、怖がらせたわ
『いや、あの違うからね!?』
「あー…おん…。」
いや待って友達(?)遠ざかっていくわ
あ、やらかしちゃった感じ?
てへぺろりんちょ♡
やべなんか今自分でやってて悪寒したわ
次からやらないようにしよ…
「…(なんか一人で色んな顔してるな…)」
今チベスナさんから視線を感じたのは
気のせいだと思う事にしよう
めっちゃ忘れてたけど、
そういえばどうやって
チベスナさんを照れさせよう…
「あ、そうそうあなたの下の名前君、バレー部来てみぃひん?」
バレー部…!
それだ!!
私がチベスナさんにカッコいいプレーをすればいいんだ!
うんもう題名から面白い
GO👊🏻
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。