第8話

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2021/04/10 03:43 更新
合宿2日目。




今日は主にボーカルのレッスン。




僕はあんまり歌には自信が無いから、とにかくたくさん歌って、奨くんとか純喜くんみたいに歌えるようになりたい!





それにしても、翔也くん。




またラップが上手くなったような…




翔也君のラップには惚れ惚れする。




なんであんなに舌が回るの?




トレーナーさんと練習してる翔也くんのことが目に入って、自分の練習に集中できない。




蓮 「こら、豆。集中。」




同じ班で練習している蓮くんに怒られた。




今だけは集中。



















休憩時間________




奨 「豆、お昼食べた?」



「お弁当食べました!」




奨 「そっかそっか!!何弁食べたの?」




「なんだっけ〜、コチュジャン?」




奨くんとの何気ない会話。



奨くんといると落ち着くし、なんでも話せる。




ホントのお兄ちゃん的な存在。




そこに蓮くんがやってくる。




蓮 「豆、何かあったの〜?」




僕の目を覗き込むようにして聞いてくる。




「あ、なんかついぼーっとしちゃって笑」




蓮 「そっか!午後からはしっかりね!」




「はい!」




トレーナー 「んじゃそろそろはじめまーす」




そして、午後の練習が始まった。














練習は深夜まで続いた。




純 「疲れたなあ〜!景瑚!ご飯食べいくか!」




景 「純喜くん疲れてないじゃないっすか笑」




蓮 「純喜、うるさいよ〜」




純 「テンション上げてこや〜!」




ねぇ、純喜くん。深夜の12時だよ。




「純喜くんうるさいっす笑」




純 「豆に言われたら静かにするしかないやん…」




瑠 「そう言えば翔也は?」




そう言えば翔也くんが居ない。




もう先に部屋に戻っちゃったのかな。




汐 「翔也なら、先部屋戻って寝てます」




祥 「翔也めちゃめちゃ頑張ってたもんな」




景 「豆、俺純喜くんの部屋いるから先戻ってな〜」




僕に意味ありげなウインクをする景瑚くん。




「んじゃ先戻りま〜す」




皆 「お疲れ様〜」




先に練習室を後にする。




翔也くん、もう寝てるかな。




そりゃ寝てるよね。




僕も疲れたし、すぐに寝よう。




一応シャワーだけ浴びるか。









案の定、翔也くんは寝てるらしく、部屋は真っ暗だった。




そしてシャワーを浴びて、次の日の準備をし、ベットへ向かった。




ベットは3つあって、僕は真ん中。




翔也くんの枕元のランプをつけると、翔也くんの寝顔がはっきり見える。




長いまつ毛、綺麗な黒髪。




全てにドキドキする。




翔也くんの寝顔はとっても美しかった。




もう我慢できなかった。




チュッ、




短いキスをした。




「おやすみ、翔也くん。」




そう言ってベットに入ろうとすると、




腕を掴まれた。




振り返ると翔也くんが僕の腕を掴んでこっちを見ている。




「翔也くん?」




さっきのキスで起こしちゃった?




どうしようどうしよう。




翔 「ねぇ、もう寝るの?」




「え、う、うん、も、もう寝るよ!!!」




翔 「あんなことしといて、寝るんだ。」




「それってどういうこと?」




翔 「おいで、ギューして寝よ」




「え?」




ギューして寝よう?一緒に?え?




翔 「はやく、こっち来て?」








そう言われたからには、行くしかないよね。




翔也くんのベットに入る。




こんなの、ドキドキして寝れないよ。




せめて、背を向けて寝よう。




向かい合ってなんて、絶対寝れない。




そう思って翔也くんに背を向けた。




シングルのベットに2人は狭いけど、翔也くんとくっ付いて寝れるなんて。




僕は幸せの絶頂にいた。




顔が綻んでしまう。




心臓の音、翔也くんに聞こえてないかな。




ギュッ。




「?!」




翔也くんに後ろから抱きしめられる。




翔 「温かいなぁ…」




「翔也くん?」




そう言い残して翔也くんは爆睡。




翔也くんのバックハグはあったかくて落ち着く。




僕もそのまま眠りについた。









ピピピピ…




目覚ましがなった。




目覚めると、翔也くんは隣にいなかった。




かすかに聞こえるシャワーの音。




シャワー浴びてるのかな。




時刻は朝の7時。




練習は8時からだから、そろそろ準備しよっかな。





そんなことを思っていると、昨日の出来事がフラッシュバックしてきた。




翔 「ねぇ、もう寝るの?」




翔 「あんなことしといて、寝るんだ。」




翔 「おいで、ギューして寝よう?」




翔也くんの一言一言を思い出しながらにやけてしまう。




翔也くん、結局僕のことどう思ってるんだろ。




そんなことを考えていると翔也くんがシャワーから上がってきた。




翔 「豆〜そろそろ起きなよ〜」




「お、起きてますよ!」




翔 「おはよ!ていうかさ…」














翔 「なんで豆、僕のベットに寝てたの?」




「はい?」




翔 「いや、隣にいてビビったからさ、何でかな〜って」




「翔也くん、昨日のこと何も覚えてないですか?」




翔 「昨日?あ!夢でね、クロとギューして寝た。」




「クロ?」




翔 「うん、実家のうさぎ。」




「えぇ…」




翔 「なんで〜?」




ダメだこりゃ…。




「なんでもないです!翔也くんのバカ!!」




翔 「あっ、豆!また寝るのー?」




「遅刻したら翔也くんのせいですからね」









ほんとに翔也くんに振り回されるのも大変だ。




昨日の出来事は全部寝ぼけてたってこと?




しっかりしてよ!




でも、翔也くんと一緒に寝れたこと。




すごい嬉しいな。




よし、今日も頑張るぞ。




3泊4日の韓国合宿。




3日目がスタートした。















番外編________



碧 「まじで景瑚くん、マジで帰ってください。」




純 「いや!景瑚!まだ飲むよな?」




景 「当たり前じゃないっすか!」




純 「ほら!碧海も飲んで!」




碧 「マジで明日2人とも覚えといてくださいね」




酔っ払い2人に絡まれてすこぶる機嫌が悪い碧海。




このままでは寝れそうにないので、豆と翔也の部屋に行って寝ようとする。




碧 「おじゃましまーす。」




そこで信じられない光景を目撃。





碧 「なんで一緒寝てんの…」



変に気まずくなったので、よなるきの部屋に移動。




床で寝たらしい。













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