純 「着いたでぇぇぇ!待たせたな!韓国!」
蓮 「うるさい純喜」
拓 「ホンマにうるさいっす純喜くん」
韓国に着いて喜ぶや否や、ガチトーンで注意され凹む純喜くん。
すごい、大ダメージ。
とりあえずワゴン車で宿舎まで移動。
宿舎までは約40分くらい。
「翔也くん一緒乗ろ〜」
翔 「いいよ〜」
ちゃっかり隣の席をゲット。
ワゴン車の中は騒がしかった。
韓国の風景に感動してとてつもなくうるさい純喜くんと景瑚くん。
蓮くんと祥生くん、そして汐恩くんと奨くんは指スマで盛り上がっている。
対して拓実くんと瑠姫くんはおやすみタイム。
1番後ろの席に僕と翔也くんと碧海くんが乗っている。
並び順は左から僕、翔也くん、碧海くん。
さっきから不満なことがひとつ。
翔也くんと碧海くん、距離近くない?
僕とは結構遠いのに。
翔 「なんか酔ったわ〜」
碧 「少し寝れば?」
翔 「そうする〜」
そして目をつぶる翔也くん。
そして秒で寝る。
翔也くんの寝顔、可愛いな。
なんか赤ちゃんに見えてきた。
ウトウトして今にも倒れていきそう。
その時だった。
翔也くんが碧海くんの肩に頭を置いた。
その瞬間顔が真っ赤になって、ドキドキした。
なんで碧海くんなの!僕もいるじゃん。
そう言いたかった。でも出たのはこの言葉じゃなかった。
「翔也くん!起きてください!道端に!うさぎが!」
翔 「へ?どこ?」
あんたほんとに寝てたんかってくらいのスピードで起き上がる翔也くん。
もちろん道端にうさぎなんている訳もなく、
「あれ?いなくなっちゃったな。どこいったんだろう」
咄嗟に嘘をつく。
翔 「なんだぁ。」
「起こしてごめんね」
翔 「も〜、その代わり豆、肩貸してね〜」
そう言って僕の肩に頭を置いてまた寝始めた。
翔也くんの髪の毛はふわふわですごいいい匂いがする。
数分するといびきをかき始める。
碧 「豆、さっきの嘘バレバレだよ」
バレてた。さすが碧海くん。
「う、嘘じゃないですよ?いたんですよほんとに」
碧 「はい、今のも嘘。」
もう騙せない。
碧 「なんで嘘ついたの〜?」
ニヤニヤしながら聞いてくる碧海くん。
この顔は絶対分かってる。
「内緒です!」
碧 「ふーん笑」
「翔也くーん、着きましたよ〜」
翔 「おっ、着いたか〜」
結局翔也くんはずっと僕に寄りかかって寝ていた。
翔也くんが近くにいると幸せな気持ちになる。
絶対振り向かせてみせる。
番外編________
宿舎の部屋は二人で一部屋。
でも、三人のところもあった。
割り当てはこうだった。
蓮くん&拓実くん
奨くん&瑠姫くん
汐恩くん&祥生くん
碧海くん&純喜くん
そして僕は翔也くんと!
景 「お〜翔也と豆かあ〜」
ついでに景瑚くんも付いてきました。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。