あの後…飛雄が余計な事言ったせいで体育館の扉も澤村先輩の心もシャットアウト
あなた 「はぁ…どうなるんだか…」
清水 「2人のこと?」
あなた 「はい…もう前途多難で……へっ!?? ホァ!?」
な、な、ななな……!!
なにこの美人ッッッ!!!
清水 「…??」 コテン
あなた 「め、めっちゃ綺麗…」
…………
あなた 「あっ!! 声! 声出てたッッ!!」
やばいやばい美人過ぎて心の声がァァ
引いちゃったよ絶対ッッ!
あなた 「ご、ごめんなさい… 引かないでぇぇ…」
清水 「ふふ…引かないよ 大丈夫」
ほぁぁぁぁ!!! 女神だぁぁ
澤村 「お、清水遅かったな」
清水 「うん。話が長引いちゃって」
澤村 「あ、こちらがマネージャー志望の小林 今のところ仮入部」
あなた 「ちょ、せ、先輩」
澤村 「??」
あなた 「あんなに美人な先輩いるなんて知らなかったんですけど!!」
澤村 「すまん忘れてた」
あなた 「意識飛ぶかと思いましたよぉぉ」
澤村 「うぉおぉぉぉ」
背伸びしながら澤村先輩の高い肩を揺らす
清水 「ふふっ…聞こえてるよ」
あなた 「ええぇぇっ」
清水 「よろしくね 小林ちゃん」
…微笑む姿が美しすぎて鼻血出そうなんですけど…
あなた 「はいぃぃぃ」 ズビッッ
その後清水先輩にマネ業を色々教わった
ドジってスポドリぶちまけても笑って許してくれたあの顔は一生忘れないと思う
あなた 「んぐぅ…天国…ッ」
清水 「……?」
美人な先輩に…いい先輩…私前世でどんな徳積んだんだろ
単細胞 「キャプテンッ!!」
「 〝 勝負させてください 〟 」
そうだね
…問題あった
大問題でしたね
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。