第15話

No.15
1,498
2018/02/04 14:34
そして、暑い夏が終わり

11月後半へと入った。
私たちはいつものように

3人変わらず学校に行っていた。
あなた

寒くなったねー

隼
だなー
亜嵐
亜嵐
女子はスカートだから
もっと寒そ。
あなた

男子はいいねぇ。
寒くなさそう!

隼
だろー?
そして、学校に着く。
玄関に着き、隼の様子がおかしい。
あなた

隼どうした?

靴箱の方を見ると
たくさんの手紙。
あなた

ラブレターってやつ?

隼
すげぇな。
ねぇねぇ、亜嵐くん!
隼の目が輝いている。

嬉しいのかな。

よかったじゃん。

もらえて…

たくさんの人から好きって思われて…
私今隼に嫉妬しているのか。

え、どういうこと。

もやもやしてる…?
亜嵐
亜嵐
すげー量!
俺は10枚ぐらいしか
貰ったことないのに!
隼
え、充分すごいよ?
おれ11枚!
1枚しか変わらないから!
亜嵐
亜嵐
あぁ、確かにww
(あなたちゃんどうした…?)
亜嵐
亜嵐
あなたちゃん?
あなた

あ、ん?

亜嵐
亜嵐
どうしたの?
ぼーっとして
あなた

え?
特に何も無いよ?

亜嵐
亜嵐
そか、なら行こー
私、ぼーっとしてたかな。

嫉妬してるの…?
隼を見ると、手紙を両手に抱えて

喜んで笑っている。

私のだいすきな笑顔。










自分の気持ちがわからないよ─────。





先生から、
先生
小森、ちょっといいか?
隼
はい?

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