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第9話

二章 四節 おじさんの話、クエストの説明


 「お~じさ~ん!このクエスト、私達は受けます!」

クエスト掲示板のカウンターに私の元気な声が響いた。

「このクエストは…ん?お嬢ちゃん、見た感じ初心者ニュービーの冒険者さんだろ?このクエストは危険だけど、本当に受けるのかい?」

そのおじさんの疑問にそのまま返答する。

「勿論です!」

「そ…そうか…そこの少年も合意の上での発言…だよな?」

「はい…エイカは一回言い出したら聞かないから…別に諦めました」

むぅ…だって仕方ないじゃん。この杖leaf staffが欲しいんだからさ。

「そ…そうか…じゃあクエストの説明をするな。一回しか言わないからよく聞けよ」

『はーい』

そういうと、おじさんは色々な情報を私たちに教えてくれた。とりあえずポケットにいれてあったメモを使いメモを取ることにする。

「まず、場所についてだな。そのクエストが発生した場所は、このハジマリノシティの郊外にある村、風の村wind villageだ。」

wind villageかぁ…風の村と言うことはシルフさんとかが関係しているのかな?

「成る程ね…話、続けてください」

「わかった。それで、今回討伐してもらいたいのは巨大な狼の魔物だ。」

おじさんは私達に狼の写真を見せてくれた。口にたくさんの真っ赤な血がついていて、とても大きそうだ。見ただけだと一メートル位はありそう。

「狼…?」

「そう、名前はRed wolfというんだ。その名前の由来は、動物を殺した時につく口の血から連想されていつしか付けられた名前なんだ。」

「怖いですね…」

カイトは怖じ気づいている。だけれど、私は不安を顔に出さないようにカイトに笑いかけた。

「ああ、命の保証はできないが、それでも大丈夫なのか?」

不安がないと言えば嘘になる。だけれど、絶対に受けなかったことで後悔はしたくないから、大きな声で返事をした。

「勿論です!」

「わかった!それじゃあ、期限は一週間だ!お嬢さん、少年!そこのねこさん!頑張ってくれよ」

「よ~し~出発だ!」

『おー!』

こうして、受けるクエストを決めた私たちはそのクエストの目的地に向かうのであった…?ん…?これはどこに進んでいるのだろうか?カイトが先陣を切って前に進んでいるが、何処に行くのであろう?ということで、私とさっきからずっと黙りコクっているエイカはカイトについていくのであった。