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第13話

二章 最終節 クエストへの出発!!


「エイカ~起きろ~時間だぞ~」

カイトの声で私の意識は覚醒した。

「おはよ…今何時?」

「もう出る時間だよ…用意はしておいてあげたからさ早く行かないと」

時間を見ると昨日決めた時間ぴったりであった!早く用意しないといけないな…

「だから用意してるって」

「心を読むな!」

こうして、いつもの日常が訪れたのであった。と、とりあえず顔を洗わないといけないな…

「水場はあっちだよ…」

「ありがと…」

そういってふらふらとした足取りで水場の方に歩いていくと、コンコンと扉の方から音が聞こえた。

「失礼します。アイシャですが、ちょっと用があってきました。中には行っていいですか?」

「どうぞ~」

そうすると、丁寧に扉を開けて中には行って来るアイシャさん。私たちの目の前で地図を広げ手渡してくれた。

「これなんですが…クエスト掲示板の方から色々情報がまわってきまして、level4のクエストに挑戦するときいたので…その場所への近道を記したものです。どうぞ、お受け取りください」

「こんなの頂いてしまって宜しいのですか?」

カイトがそういっていたのには理由があった。その地図というのは本なのだ。

「勿論大丈夫です!これは大昔、館長が倉庫の中から見つけたものなのですが、見つけたときにこんな紙が近くにおいてあったらしいのです」

アイシャさんは古ぼけた紙を渡してくれた。掠れて薄くなった文字をなんとか解読して読むとこんなことがかかれていた。

【この本を見つけたものへ伝える。この本にはこの地、music forestに救いをもたらす伝説の聖霊使いとその一行に向けられて作られたものである。】

「きっと、伝説の聖霊使いさんっていうのはエイカさんの事だと思うんです…『神託』のこともありますし。」

「神託?」

「あ…ごめんなさいなんでもないんです。とりあえずこの本は差し上げます。すみません、もういきますね」

アイシャさんはそそくさと部屋を出ていってしまった。

「そういえばさエイカ、『神託』ってなんだかわかる?」

私も気になってはいた。お母さんだってアイシャさんだって『神託』という言葉を何回もいっている。

「わからない…」

「そっか…じゃあ色々と探してみようよ!三人で情報を」

「そうだね」

「じゃあ、早く用意しないとな。カイトが荷物だけまとめてくれたから後はエイカだけだぞ」

「早くしないとおいてくからね」

「わかった!わかったからまって!」

こうして、宿の一室に私の絶叫が響くのであった。神託、か…少し調べて見る価値はありそうだな。そう思いながら素早く身支度を済ませるのであった。さあ、いよいよ冒険の旅路が始まるぞ!