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第3話

一章 二節 お母さんに説得!!


「お母さん~」

ドンっと大きな音をたてて、家の玄関のドアを開けた。

「あら、エイカお帰りなさい。」

「お母さん、ちょっと相談があるんだけどいいかな?」

「いいけど、その前に手を洗ってきなさい。」

ヒッ…お母さんの顔が一瞬鬼に見えた。おそろしや、母親。そのまま洗面台に向かって手を洗った。泡が残ってないことを確認してお母さんのところへ向かった。

「よし、いいわね。それで何があったの?」

「私ね、旅に出たいんだ。」

「旅…?」

お母さんは不思議そうに聞き返した。

「そう!カイトと一緒にね、歌の精霊使いと錬金術師を探しにいきたいんだ!」

「……」

そういうとお母さんは黙ってしまった。

「えっと…お母さん?」

「はぁ…やっぱりこれも神様の導きなのかしらね…」

神様の導きって…?

「お母さん…?」

お母さんは一体何が言いたいのだろうか。

「別にカイト君と一緒なら大丈夫でしょう。行っても良いわ」

「ありがとう、お母さん」

「ただ…」

ただ…?

「貴女は、この先どんな困難があってもカイト君と一緒に乗り越えられるほどの覚悟はある?」

「勿論だよ、お母さん。」

「なら…わかったわ…じゃあ早速準備しないとね♪」

お母さんの声色が一気に明るくなった。

「えぇ!今からなの?」

思わずそう叫ぶとお母さんはきょとんとした声で言った。

「え?そうじゃないの?」

「イフリートと契約してから行きたいんだけど…」

「良いのよ!ああ、今から準備して間に合うかしら?」

お母さん…?ってわ~ひっぱんないでよ!こうして、お母さんの許可が取れたが、何故か引っ張られることとなったのだった。