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第19話

三章 六節 解呪方法を探せ!!


 本の中身をひたすらに読みあさり、中の呪文と効果をすべてノートに書き出した。なぜかというと、この魔導書は別の言語でかかれている。

 といっても、カイトが錬金術の力で生成した、翻訳機を使っているから大丈夫なのだが。この機械については、また後で触れようと思う。

 もう一つの利点だが、ノートに書き出すことで、後で見返すときに便利だ。

「ねえ、カイト。まだ見つかりそうにないよ…」

「そっか…でもまだ半分くらいあるでしょ?」

本の厚さを見てみると、確かにあと半分くらいはある。つまり、まだ希望はあるという意味だ。私が、ここでへばっていては駄目だ。

 早く、見つけないといけない。早く見つけないと、エドナの呪いが進行してしまうかもしれない。

「エイカ、あまり焦りすぎないで。焦りすぎると、見つけられるものも見付けられなくなるから。」

 確かに、焦りすぎているかもしれない。一回心を落ち着かせるために、私は深呼吸をした。そのまま、また本に視線を落とす。

「そうですよ、エイカさん。そろそろ私が変わります。エイカさんはゆっくり休んでください」

 変わってもらおうかな…っていけない。シルフさんにやってもらうのは流石にまずい。

「そんな、流石にシルフさんにやってもらうのは悪いよ」

「そんなことないです、いいですからエイカさん休んでください。私も、見ているだけじゃなくて役に立ちたいんです」

ここまで言われちゃうとな…これを無下に断ってしまうと、シルフさんの役に立ちたいという思いを侮辱したことになってしまう。これはやられた。

「ごめん、じゃあお願いしてもいいかな?あ、きつくなったらすぐに変わるからね?」

「大丈夫ですよ、それじゃあエイカさんは休んでいてください。」

「エドナのことは僕が見ているから安心して。」

「シルフさん、カイト、ありがとう。じゃあお言葉に甘えさせてもらうね」

もう一度心のなかで二人にお礼をいい、私はベットに横たわった。ちょっとだけ、疲れたから寝ようかな?

 そう思い、目を目をつぶった。疲れがたまっていたのか、すぐに意識は飛び去ってしまった。そして、次に意識が覚醒したのはなんと三時間後だったのだ。