…言い過ぎちゃったな…
…
もし、だとしたら、
ほんとに、watoさんだとしたら、
…違う。
……………………………………………………
時間があるんでwatoさんsideも。
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ああ、なにやってんだ俺は……………
俺は…
…もう、嫌だよ…
…もういいよ。もう、全て投げ出したい。全て。
楽になりたい。だけど死んでも楽になれない。なんで?
ああ、誰か来ない…かな……
俺もうさみぃよ…
苦しいよ…
悲しいよ…
?誰?
!?
なんでっ!?ここに…
逃げないと、どこか遠くに。
いまは"それ"は望んでいない。
遅いよ…もう、
ねぇ、
…笑ってる…
…なんで?笑うの?
笑えるの?
言ってから後悔した。
見るな見るな見るな見るな見るな見るな
普通は見えないはず、だけど
あっ…
なんで…
がん
という音がし、頭が痛くなる。
なんで…通り抜けれない…
あ、俺今、笑えてたんだ。笑ったんだ!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。