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なんで俺死んだの?いつの間に?なんで?なんでだよ…俺はまだ…みんなになんも出来てないよ…なんで…助けて…
なんて思ってももう遅くて、目の前のShowさんが驚き戸惑っているところをみると、俺はほんとに死んでるのであって。
俺だってなかなかにびっくりしてる。
でも、こんな時は…こんな時だけでも、俺が…
やっぱ…声、震えちゃうな…
明らかにもう聞きたくない!!って顔してる。まあ、俺がShowさんでもそうなるな…
だけど、俺はShowさんを抱きしめた。いや、だから。の方があっているだろう。
Showは考えて、少しすると少しだけ頷いた。
なんとなく、そんな気がする。watoさんが言ってたのも、これだろう。
思わず泣き出しそうになった。それを感じたのか、Showはまたほんの少し頷いた。
すると、Showさんをはコクっと頷いた。
そこまで言うと、俺は泣き出してしまった。それにつられてShowさんも泣いてしまった。だが、2人とも止めようとはしなかった。
そういうと、ともさんはいなくなった。
そう、これはさよならじゃない。
また会う時まで。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。