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2018/05/22

第31話

あれ?そう言えばここどこだろ?
帰りたい…みんなの元に……俺が…俺が…
頭の中にみんなの顔、みんなとの記憶が思い浮かぶ。悲しい時、悔しいとき、疲れた時、嬉しいとき、笑った時、楽しい時、楽しい時、楽しい時…
そして、俺がみんなの前から消え、みんながバラバラになった時……
気づいた時には、もう遅かった。
腕に、赤の線が引かれてゆく…
あの時の、美しくも残酷な赤…
俺の右の手、そこにはカッターが握られていた。
これでもう俺がなにしたかが分かっただろう?
ただし、いつどこでカッターを手に入れ、切ったかは俺にも分からない。
分かるのは、きっと神様ぐらいだろう。
この世の誰よりも残酷な神様だけだ。