みんなすごいなぁ…
司くんは声が大きくて聞きやすいし
えむちゃんは運動神経がいいし
寧々ちゃんは歌が上手いし
類くんは発明とかが得意だし
みんなすごい……
あれ、?
私にできる事、って……
ない??
そういい、私はお母さんとの昔のLINEの履歴を見せる。
日にちは写ってないからきっと分かんないはず…
そういい私はその場を離れる。
よし。
私はuntitledを再生する。
吸い込まれていく…
一瞬、紫色っぽいものが見えたような。。
ま、いいや。
あれ、?
涙が出てきて…__っ
私はそういい、後ろを振り向くと___
類くんがいた。
しかもニコニコして…
びっくりしすぎてさっきの涙は何処かに吹っ飛んでいった。
類くんはニコニコしながらこっちを見る。
めっちゃニコニコしてる。
効果音絶対ついてる。
地味に怖い…()
私は涙を拭う。
拭っても拭っても出てくる。
泣きながら、思いを込めて、言う。
そういい、背中をさすってくれている。
なぜあの時、類くんがいたかと言うと____。
タッタッタッ…
ザッ!
次回 『 セカイの人達って、優しいね。』
お楽しみに〜!!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。