第5話

4 : お礼をしに
32,093
2021/08/02 08:00
(なまえ)
あなた
…ん、…
(なまえ)
あなた
あれ、
(なまえ)
あなた
ここ、…家…?
机の上に置き手紙があったのを私は発見し、すぐ様手に取った。
あなたへ。

あなたが途中で疲れて寝てしまったから
俺達で家まで送っといたぞ!!
住所は生徒手帳から見せてもらった。
とりあえず、疲れているならすぐ寝るんだぞ!

(なまえ)
あなた
わぁ…司くん…ありがとう…
(なまえ)
あなた
ん?
(なまえ)
あなた
あれ、これ…
そこには生徒手帳がもう一個置いてあって 、

柄的に私のじゃないなーと 、思いながら

ちょこっとだけ覗くと 、

『 天馬司 』とはっきり書いてあった。
(なまえ)
あなた
えええ!?司くんの…
(なまえ)
あなた
ど、どうしよう…
(なまえ)
あなた
…ぁ、
司くんも私の生徒手帳見て住所を得たなら、

私も司くんの生徒手帳見て住所見て届ければいいんじゃない!?
(なまえ)
あなた
よし、そうしよ。お礼も兼ねてね。


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(なまえ)
あなた
んーと、住所は…
(なまえ)
あなた
あれ、結構近いな
私は司くんの家になんとかたどり着き 、チャイムを押した 。
(なまえ)
あなた
 ( 何気にチャイム押すの緊張したなぁ… )
ガチャッ
??
は〜い
(なまえ)
あなた
!?
女の人…
(なまえ)
あなた
あ、えっと…司くんいますか…?
??
あ、はい!待っててね!
??
お兄ちゃ〜ん!お客さんだよ〜!
天馬 司
天馬 司
ああ、分かった…って、あなた!?
(なまえ)
あなた
あ、司くん、えっと…
(なまえ)
あなた
こ。これ…生徒手帳…置きっぱなしで…
天馬 司
天馬 司
…え!?
司くんは自分の鞄を漁っても生徒手帳は出てこず、
天馬 司
天馬 司
忘れていったのか…すまない…!
(なまえ)
あなた
いやいや!大丈夫だよ!じゃあね!おやすみなさい!
天馬 司
天馬 司
ああ!またな!暗いから気をつけるんだぞ!
天馬咲希
天馬咲希
お兄ちゃんもしかしてあの人…彼女!?
天馬 司
天馬 司
違う!この前転入してきたばかりなんだ。
天馬咲希
天馬咲希
へぇ〜!そうなんだ〜!


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(なまえ)
あなた
暗いなぁ…怖いなぁ…
タッ…タッ…タッ…
(なまえ)
あなた
(なまえ)
あなた
( え? )
誰か後ろに着いてきてる…?
(なまえ)
あなた
どうしよう…怖い…
(なまえ)
あなた
( だれ、か… )
ダンッッ
(なまえ)
あなた
!??
私は焦って後ろを向くと、

そこには私に着いてきた人が倒れていて

立っていたのは
(なまえ)
あなた
…類、くん?
神代類
神代類
やあ、あなたくん。
(なまえ)
あなた
あ、あの…!ありがとう…!!
(なまえ)
あなた
私…怖くて…動けなくて、…
神代類
神代類
いやいや、大丈夫だよ。
(なまえ)
あなた
類くんも家この辺なの?
神代類
神代類
ああそうだよ。僕の家はここなんだ。
(なまえ)
あなた
へぇ〜…って…ん?
(なまえ)
あなた
わ、私の家こっちなんだけど…
神代類
神代類
…おや、お向かいさんだったんだね。
(なまえ)
あなた
これならいつでも類くんのとこ行けるね!!
神代類
神代類
ふふっ、そうだね。
(なまえ)
あなた
じゃ、じゃあね!
神代類
神代類
ああ、また明日。
ガチャッ…
神代類
神代類
…他の人にもあんな事を無意識で言っているのだろうか。
ピポパポ、プルルル 、プルルルル 、ガチャッ
📞 『 どうしたの?類。』
神代類
神代類
寧々、少し相談がある。








次回『 それって… 』

お楽しみに!

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