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第1話

#1
1,498
2020/02/06 09:27
「あなた!!好きやで?」

「あなた、2人で出掛けへん…?」

「あなたちゃん。いい加減俺と付き合わへん、?」

「あなた。愛してるゾ」



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tn
お前……誰や
私の目の前で剣を構えている赤マフラーの人は殺気が溢れ出でいる
貴方
tn
はよ答えんかったら殺す
貴方
ひっ
私は殺すという言葉に過剰に反応してしまった、私は部屋を走る出る
tn
っち。『侵入者や、女、見つけ次第殺さず捕まえろ』
やばいやばい、どっか部屋に…!
私は部屋に入ると
si
君…侵入者の子でしょ
貴方
え、あ、殺さな…
私は命乞いをした。"いつもと同じように"
si視点
この子侵入者か、えらい幼いなぁ…
貴方
え、あ、殺さな…
この言葉を聞いた瞬間俺は一瞬寒気がした。彼女の瞳が俺に向かっての命乞いにはみえなかったんだ。
si
殺さへんよ。大丈夫
貴方
ありが…っいて
彼女の手首を見るとさっき切れたような傷跡があった
si
俺手当するわ。こっちきて
貴方
あ、ありがとう…ございます
礼儀はいい子やな。にしてもなんでここに侵入者なんか…ちょい問い詰めよか
俺は傷の手当をしようとして彼女の服の裾をめくろうとすると
貴方
…だ、だめ!
今まで声の小さかった彼女は声を出して俺に叫んだ。
si
なんでなん…?
俺は不思議に思い彼女を脅し出す
貴方
…っ
si
言わんかったら…さっきんとこ突き出すけど
俺は脅すと彼女は一瞬黙り口を開いてくれた。俺は めくっていい? と問うと いいよ と返してくれた
si
…え…これ
貴方
…嫌ですよね…汚いですし
彼女の腕にはたくさんの痣があったのだ、"誰かに殴れた"痣
si
ちが…
貴方
いいんです。私は必要されてない身なので
そういう彼女は少し微笑む。笑った顔を女神のように美しかった。俺は彼女がどうしてこうなったのか、何故なのか理由を聞いて、俺は絶句した。関係ないはずなのに、今にも吐き出しそうな、彼女の苦しい思い出話
si
…俺事情話すからさ…ここから出したるよ
そういうと彼女は
貴方
いいです。私"殺されにいきます"
俺が止めようとした時には彼女はいなかった。
その時ちょうど放送で
tn
『とりあえず一旦会議室にあつまってくれ』
その集合に彼女は向かったのだろうか
tn視点
彼女は見つからなかった、どこを探しても1度全員を集めることした。全員が集まり俺は話を始めようとすると、扉があいた
tn
おま、侵入者…
貴方
殺してください
tn
は?
正直寒気がした、他のみんなも驚いたように目を見開いて。静まり返っている部屋の中一人笑っている奴がいた。そうここの"総統様"
gr
くっはははははは!!!おもしろいゾ!!!
tn
いや、グルさんなにいうて…
gr
気に入った
また始まったわ。グルさん
gr
名前は?
貴方
……え、えとあなた
gr
あなた!!!!お前を幹部に迎え入れるゾ!
俺は反対しようとした瞬間真っ先に声を上げた者がいた
kn
は?俺は反対や。例えグルさんの命令でもな、見知らずやつをここに居るなんてありえへんわ
gr
そういうとおもったから、あなたお前はここの奴らに認められろ
"認められろ"やなんて無茶苦茶な本人も困ってますやん
貴方
…え、?
rbr
俺も一応反対やなぁ…戦力になるかどうかも不安やし…
sho
俺はもちろん反対。女なんて邪魔
次々に彼女への反対が告げられていく。俺も反対を選んだ…が1人
si
俺は…賛成
gr
む?
ペ神…賛成なんや…
si
理由はいえん…けど、俺は歓迎するよ
そう言い、ひと通り終わりみんな解散した。
あなた視点
幹部ってなに…?というより、殺してくれないの…
私はこの広い屋敷なのか城なのか分からない所を歩き回っていると後ろから話しかけられた
kn
おい
貴方
え、?は、はい
さっきの…金髪さん…
kn
俺と模擬戦しようや、勝てたら認めたる
貴方
模擬…戦…?そんなのやったことな…
kn
文句あるんか?
と言う彼は少し怖かった。私は渋々模擬戦をすることになった
kn
一本勝負や、この木剣で1発でも当たったら勝ちや
私は木剣を渡され。握る
貴方
あ、先…攻撃どうぞ
戦闘なんかゲームでしか…。そう思っていると彼は襲いかかってきた…が、


え…?こんなに動き遅いの?

私は軽く避ける
kn
なんや、やったことないんじゃないんか?
貴方
いや、ないですって!
私はそういうと彼は連続で攻撃を仕掛けてきた。
だけど…何故か遅く見える。彼の動作が全て見える。

私は軽く避け続け5分粘り続け。

最後には私が勝ってしまった
kn
はぁ…はぁ…なんやお前やるやんけ、
貴方
楽しいですね。模擬戦って
kn
…せやろ!なんやっけ…あ、あなた!!俺はコネシマや!
そう言い、自己紹介をしてくれた
貴方
…コネシマさん…でいいですか?
kn
肩苦しいのええで!!シッマで!
貴方
…じゃあコネさん…
正直初対面なので"さん付け"してしまう
kn
まあええか!ありがとな。楽しかったわ、またやろな
そういうと手を振って帰っていた。私は後ろから視線を感じたが気の所為だと思い私も与えられた部屋に帰っていた  



ふーん。なんや戦えるんやん…

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