season 2
花火が空に舞う中、私は失恋した。
そして、最後の花火がちった時___
私は竜胆先輩に告白をされたのだった。
" 好きだ " とは言われたものの
答えようとした私の唇に竜胆先輩は手を置くとにっと笑って
竜胆「別に答えなんて求めてねぇよ。ただ返事によれば聞くぜ?YESなら聞いてやる。」
なんて言った。
しばらく黙っていると
竜胆「お前笑 素直すぎな笑」
そういって頭に手を置いて笑った。
帰り道、先輩と歩いた。
こんな時こそ、浴衣なんて着なければよかったと___
そう何度も頭で後悔した。
せっかくなーちゃんにおしゃれにしてもらったのにこれじゃあ使ったコスメもきている洋服だって……可哀想すぎるよ。。
家の前につくと竜胆先輩は、
竜胆「明日一緒に飯食おうぜ」
そう言い捨てて帰って行った。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。