第12話

STORY 12
3,094
2020/01/02 15:05
幼い頃
幼い焦凍
"ゲッホッゲッホッ"
幼い雪緋
"うわぁーん"
むせる焦凍と泣きだす雪緋
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
"立て
そんなんでは、オールマイトどころか雑魚ビランにすら勝てないぞ"
轟冷
轟冷
"やめてください!まだ5つですよ"
止に入る母
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
"お前は黙ってろ!"
母を殴る
幼い焦凍
"お母さん!"
幼い雪緋
"お母さん!!"
二人は母に抱きつき泣いている
幼い焦凍
"僕もお嫌だよ…"
幼い雪緋
"ユキお母さんと一緒にいたい…
お兄ちゃんたちと遊びたい…みんなと遊びたいよ"
幼い焦凍
"僕……お父さんみたいになりたくない!!"
轟冷
轟冷
"それでもヒーローに入ればなりたいんでしょ?
…いいのよあなた達は。自由に生きて"
現在
緑谷出久 ミドリヤイズク
緑谷出久 ミドリヤイズク
だから、強く勝つ!!
お腹に一撃を食らいながらもむかしを思い出す
幼い頃
夜中に目覚めてしまいリビングで母の声が聞こえてきたので近づいていく
轟冷
轟冷
"最近あの人に似てきて
あの子達の左目と右目がときおり醜くなるの
もう私耐えられない"
幼い焦凍
"お母さん?"
幼い雪緋
"お母さん?"
幼い雪緋
"お母さん…やめて…しょう…たす…"
雪緋は見ずに顔を沈められ記憶失っていく





その夜以降母と会うことはなかった…
その事件の翌日
父が部屋から出てきたところに焦凍が問う
幼い雪緋
"お母さんと雪緋は?"
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
"あいつは病院に預けた
お前らに被害をあたえたからな
雪緋はなんとか一命をとりとめ、入院している"
幼い焦凍
"お前の…せいだ"
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
"ん゛?"
幼い焦凍
"お前のせいでお母さんは"
現在
緑谷出久 ミドリヤイズク
緑谷出久 ミドリヤイズク
君の力じゃないか!!
また母の声が頭に流れる
轟冷
轟冷
"いいのよ
あなた達は自由に生きて"
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
【いつの間にか忘れしまっていた記憶…】
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
焦凍ーーー!
力いっぱいの声で叫ぶ

その直後焦凍の身体が炎で包まれる
雪緋は泣き崩れ座り込む
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
ありがとうございます…緑谷が…
プレゼント・マイク
プレゼント・マイク
これはーー!
麗日お茶子 ウララカオチャコ
麗日お茶子 ウララカオチャコ
あっい!
飯田天哉 イイダテンヤ
飯田天哉 イイダテンヤ
左側を…
オールマイト
オールマイト
左側を使わせた…
君はまさか轟少年を救おうって…
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
敵に塩を送るなんてどっちがふざけてる
俺だって…ヒーローに
激しく個性を使おうとする二人に危険と判断し止に入るミッドナイトたち
冷やしきられた会場が一気に炎を使い膨張し爆発がおきた
会場ないが煙なに包み込まれ少しずつ消えていく
その中には立っている緑谷の姿が見えていた…白線を超えておりその場で倒れ込んだ
よって勝者は…
プレゼント・マイク
プレゼント・マイク
立っているのは轟焦凍!!
結果は轟焦凍の勝利!!!
「「うをぉーーー!!」」
会場全体が歓声の渦に包み込まれる
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
緑谷!
雪緋は会場におりて緑谷に駆けより怪我を治す
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
ありがとうございます…ここまでしていただいて…
緑谷出久 ミドリヤイズク
緑谷出久 ミドリヤイズク
雪緋ちゃん…
信じてくれてありがとう…僕なんとかやりきった…
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
十分です
あの子のために…本当にありがとう
セメント
セメント
彼を医務室まで!
緑谷は医務室まで運ばれていく
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
まだ後ほど
緑谷出久 ミドリヤイズク
緑谷出久 ミドリヤイズク
うん
次は焦凍…
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
雪緋
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
焦凍お疲れ様です
私余計なことを…
頭を撫でる
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
お前も意地をはらず、全力で挑戦してみろ
そおいってさっていく
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
次は私自信か…(苦笑い)
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
焦凍傷見せてください!治しますから!!
焦凍を追い背中に飛びつく



最後の決勝戦
焦凍vs爆豪

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