クラスにつきドアを開く
やあ、おはよう!
君たちが最初だ!
お、おはようございます!
急に話しかけられ驚いた
俺は飯田天哉
これからよろしく!
私は、轟雪緋です
そしてこっちが…
焦凍を紹介しようとするが、素通りし自分の席の方へと向かう
ちょっと焦凍待ってください!!
まだ紹介ができていません!
面倒くさい
どうせあとでやるだろ
席に座り話を聞かない
はぁ〜ごめんなさい
普段はあんなんじゃないんですけど、緊張してるのかもしれないです
初めての顔合わせだ。
無理もないさ
えーと、改めてあっちは私の双子の焦凍です
私も焦凍これからよろしくお願いします
あぁ。大変だろうが頑張っていこ!
轟さんの席は…
すると焦凍が
雪緋の席は、俺から見て左端の一番前。
そうだ
ふたりともありがとうございます
席につき、後を振り返る
焦凍目が合いすぐにそらされる
【こういうとこは、親切なんだけど。
さっきの視線何かありそうだなー】
少しずつ生徒が来て、クラスのメンバーが揃い始めてきた
突然飯田が声を荒げ始めた
爆豪くん!君はなんだ!机から足をおろしたまえ!代々の先輩たちに失礼じゃないか!
はぁーー!!知らねーよ!!テメーうるせーんだよ!!黙ってろ!!
その言葉遣いやめたまえ!
もめ始め話のきりがない
【にぎやかなクラスになりそう。今からこれじゃ先が思いやられる】
後ろに気を取られていると、男の子が一人で何かをつぶやいている
かっちゃん。どこ行ってもぶれないな
…かっちゃんですか?
あわわわ!?
ご、ごめんなさい!
急につぶやいて
いえ。あなたはあの方のお知り合いで?
し、知り合いというか、幼馴染です
幼馴染ですか。いいですね私にはそういった存在はおりませんので羨ましいです。幼馴染をだいじになさってください
あ…あの…あの…
何かをいいたそうだけど、慌てているよう
僕、緑谷出久!一緒にヒーロー目指して頑張ろ!
慌てながら話、早口でいい終わり手を差し出される
…クス(思わず笑う)
ど、どうしたんですか?
何でもありません
私は、轟 雪緋
ヒーローめざして頑張ってください!
?
あ、ありがとう!
轟さん…
雪緋でいいですよ
そ、そんな急には!?
後を振り返る
一番うしろの席に座っている、同じ髪色をした方は私の弟で同じ名字だと呼び分けがつかないので、下の名前で読んでいただけるとたすかります
少し黙り込んで
わたったよ。
ゆ、雪緋ちゃん
なんですか?緑谷
君と、どこかであったことはあるかな?
…いえ、記憶にありません
そっか
ご、ごめんね変なこと聞いて
私もすいません。覚えてなくて
いやいいんだよ!雪緋ちゃんは気にしないで!
僕の勘違いだからアハハハハ
実は、会ったことないというのは嘘だ。
一度ではなく、何度も見掛けたことがある。
仕事で現場にこの子がいるのも見たことがある
最初はただの野次馬かと思っていたけど、時々ノートを取り出しメモを取っていたから、この子、 熱狂的なヒーローなんだと思った。将来はヒーロを目指すのかなと考えていたけど、まさか同じ高校でさらにクラスも同じとは思わなかった。
【緑谷出久‥興味があります】
緑谷をじっと見つめる
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