誕生日編
今日は〜なんと〜双子の誕生日!
焦凍
雪緋
二人は顔を見合わし起きてすぐに
誕生日
おめでとう
と互いを祝う
フフッなんだかおかしな感じですね
毎年やってても慣れないもんだな
そうですね
その時冬美と夏雄が部屋にやってくる
二人ともおめでとう!
おめでとさん!
ありがとうございます!
用意を済ませ玄関で靴を履
学校から帰ってきたらパーティー始めるからすぐに帰っておいで!
プレゼントも用意してるから楽しみにしてろよ!
楽しみにしてる
では、18歳を迎えて初めての学校に行ってきます!
嬉しそうに家を出る
携帯を見るとおめでとうLINEが何件も来ていた
こんなにおめでとうLINEが来てました
嬉しいです。これだけの人に祝福していただけて
俺も来てた
良かったですね!
焦凍は前よりも相手に自分の想いぶつけるようになって友達も増えてお姉ちゃん安心です
なんだ
急にお姉ちゃんなんて
歳をとって涙もろくなってしまったのでしょうか
シクシクと涙を拭く
けど、誕生日なんて今までそこまで嬉しい行事じゃなかったよな
そうですね
何かあるとすぐにお母さんって…みんなを困らせていましたね
誕生日は苦い思い出しかあまり記憶にない
先程のプレゼントで思い出したのですが…お母さんが出てってすぐの誕生日の日の事覚えてますか?
あぁ
二人の苦い思い出となったきっかけの数日後
双子は誕生日を迎える
過去の双子の誕生日
”お姉ちゃんお母さん僕らの明日の誕生日の日帰ってくる?”
双子は手をつなぎ、縄跳びをする冬美と夏雄に聞く
”え…それは…”
戸惑う冬美
”多分帰ってくるよ!”
夏雄は可愛そうな二人に勢いで言ってしまった
”ちょ!夏雄!”
冬美は服を掴み双子に背を向けコソコソ話す
”そんな突拍子なことをコソコソ”
”だって二人が可哀相だろ
せっかくの誕生日なのにコソコソ”
双子はそんな姿を見て不安がる
”お母さん帰ってくるよね?焦凍”
涙目で焦凍を見る
”きっと帰ってくるよ!”
次の日の夜
双子は玄関に座布団を敷いて母親の帰りを待つ
”…”
”…”
その様子を障子越しから二人の姉兄は見守る
”あんたがあんなこと言うから!!コソコソ”
”仕方ないだろ!コソコソ”
その時後ろから現れ何かを双子に手渡す炎司
”母さんからだ”
中身は手編みのマフラー(少しガタついている)
”うわぁー!!手作りのマフラーだ!!”
焦凍は嬉しそうに笑って喜ぶ
”お母さんやっぱり誕生日のこと覚えてくれてたんだ!!”
双子は喜び首に巻き姉たちに自慢する
その時炎司は背中の後ろに隠していた物を握りつぶし燃やしていたがその様子を知るものは誰もいなかった
現在
あのときは本当に嬉しかったですね
今でも覚えてます
それから毎年違うのが届いて
けど、それを見ると辛くて使わずに大事に閉まったままですね
…そうだな
今ならなんの未練もなく見れそうですね
帰ったら開けてみるか
楽しみですね!【そおいや、私のは事務所の机の下に片付けてある…】
放課後(3時頃に終了)
雪緋帰るぞ
ごめんなさい!少し事務所によって行きますので先に帰っていてください!
あっ…おい
雪緋は慌てて事務所へ行く
あれ?今日仕事だったけ?
二人の男女のプロヒーローがやってくる
今日は休みです!
けどこれを取りに来て…あったあった!
机の下に潜り段ボールを取り出し机に置く
なんですかこの段ボール
これは、昔から母に誕生日プレゼントでもらった…
あ~懐かしいこれエンデヴァーさんが作ったやっだ!
え?
ほんと!確か事務所で仕事の合間に作っていたやっですよね?
炎司が何かを作っているところに表れ聞いてみる
”エンデヴァーさんが珍しいですね!”
”息子たちの誕生日プレゼントにな”
確かこっちは女の子のおもちゃなんてわからないからって言って私買いに行ったことありますよ!
俺も今人気のもの何かって聞かれたことあ
【そんなあの人にここ数年は祝ってもらったことないのに…毎年姉さんに母さんからって言って受け取っていて…今までの前部あの人から…】
雪緋は一瞬頭がこんがらがり、一度落ち着き事務所にいるあるヒーローのところに行く
…
夜
それでは改めまして…二人ともおめでとうーー!!
クラッカーの音が盛大になる
はい!これは俺から!
私からも!
プレゼントの中身な二人にあった良いプレゼントばかり
ありがとうございます!大事に使わせていただきます!!
ありがとう
嬉しいよ姉さん夏兄
あとお母さんが『明日顔を出してちょうだい。その時直接渡したいから』ってお見舞いに行ったときに言っていたから行ってきなさい!
んじゃまぁ、ご飯食べる…
その時に炎司がやってくる
お父さん仕事早く終わったのね!
せっかくだから一緒に祝おう
俺が居たら楽しい雰囲気も楽しくなくなるだろ
その場を去ろうとする炎司
これ母さんからだ…
振り向き小さなプレゼントを渡す
?母さんって直接…
シッ!
夏雄疑問に思い聴き返そうとすると冬美のが止めに入る
その後ろの手のやつも一緒に下さい
後ろに周り手に持っていた紙を奪い取る
おい!雪緋!
やっぱり。『おめでとう』これ父さんの字ですよね
どういうことだ?
今までのプレゼントお母さんからじゃなくて父さんからだったんですよ
ヒーローたちに聞きました
あいつら…
姉さんも気を使っていつも私達に渡してくれていたんですね
二人の喜んだときの捨身毎年取って渡してたんだ
直接渡したほうがいいって何度も言ったんだけどね
今までのはこいつからってことか
それを知ってすべて捨てるのか?
そこまでひどくわありませんよ
確かによくよく考えてみればお母さんが嫌いな父さんに渡すはずないですもんね
雪緋お前…!
雪緋はある物を突き渡す
…何だこれは
開けてみてください
中身は雪緋の手作りマフラー(かなりのガタガタ)
どうしたんだこれは
糸編イトアミさんに教えてもらったんです
事務所にて
”こうですか??”
”そうそう!それからここ通して…”
”あ~失敗した!!”
初めての手編みに苦戦する雪緋
下手だな
お前はそお言う物は苦手だな
じ、時間がなかったんですよ!
だからそのぐらいの失敗は我慢してください!
どうして俺に
父さんが初めてのプレゼントしてくれたマフラーでプレゼントと感謝を込めようと思って
父さんあの時からプレゼントありがとうございます!
大事に取ってるんですよ
ほら
今までのプレゼントを見せる
焦凍には今までのプレゼントを持ってくるようにとしか伝えておらず二人分を見せる
!
あの時素直に自分からのプレゼントったいっていただければもう少し関係は変わっていたかもしれませんのに
…けど、そうじゃなくだら雄英に行ってなかったかもしれないぞ
それもあったかもしれませんね
だから、父さん
…
・・・・・
厳しかったけし嫌いだったけど私達を育ててくれてありがとうございます!
雪緋は深くお辞儀をする
雪緋…
焦凍はどうですか?
!…………ありがとうボソ
聞き取りづらかったけど確かにそおいったのが聞こえた
!!
俺は部屋に戻る!
炎司はいそいそと部屋を出ていく
あれ?不愉快な思いさしちゃいました??
クスその反対だと思うな〜〜
えー姉ちゃんそれどぉ言うこと!?
双子なのにやっぱり雪緋は大人だ
その頃炎司は部屋に帰って一人で貰ったマフラーを見つめ静かに頬に伝った涙を拭っていた
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!