第46話

STORY46
1,346
2020/01/02 16:19
誕生日編

今日は〜なんと〜双子の誕生日!
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
焦凍
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
雪緋
二人は顔を見合わし起きてすぐに
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
誕生日
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
おめでとう
と互いを祝う
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
フフッなんだかおかしな感じですね
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
毎年やってても慣れないもんだな
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
そうですね
その時冬美と夏雄が部屋にやってくる
轟冬美
轟冬美
二人ともおめでとう!
轟 夏雄 トドロキ ナツオ
おめでとさん!
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
ありがとうございます!
用意を済ませ玄関で靴を履
轟冬美
轟冬美
学校から帰ってきたらパーティー始めるからすぐに帰っておいで!
轟 夏雄 トドロキ ナツオ
プレゼントも用意してるから楽しみにしてろよ!
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
楽しみにしてる
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
では、18歳を迎えて初めての学校に行ってきます!
嬉しそうに家を出る
携帯を見るとおめでとうLINEが何件も来ていた
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
こんなにおめでとうLINEが来てました
嬉しいです。これだけの人に祝福していただけて
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
俺も来てた
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
良かったですね!
焦凍は前よりも相手に自分の想いぶつけるようになって友達も増えてお姉ちゃん安心です
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
なんだ
急にお姉ちゃんなんて
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
歳をとって涙もろくなってしまったのでしょうか
シクシクと涙を拭く
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
けど、誕生日なんて今までそこまで嬉しい行事じゃなかったよな
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
そうですね
何かあるとすぐにお母さんって…みんなを困らせていましたね
誕生日は苦い思い出しかあまり記憶にない
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
先程のプレゼントで思い出したのですが…お母さんが出てってすぐの誕生日の日の事覚えてますか?
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
あぁ
二人の苦い思い出となったきっかけの数日後
双子は誕生日を迎える
過去の双子の誕生日
幼い焦凍
”お姉ちゃんお母さん僕らの明日の誕生日の日帰ってくる?”
双子は手をつなぎ、縄跳びをする冬美と夏雄に聞く
轟冬美
轟冬美
”え…それは…”
戸惑う冬美
轟 夏雄 トドロキ ナツオ
”多分帰ってくるよ!”
夏雄は可愛そうな二人に勢いで言ってしまった
轟冬美
轟冬美
”ちょ!夏雄!”
冬美は服を掴み双子に背を向けコソコソ話す
轟冬美
轟冬美
”そんな突拍子なことをコソコソ”
轟 夏雄 トドロキ ナツオ
”だって二人が可哀相だろ
せっかくの誕生日なのにコソコソ”
双子はそんな姿を見て不安がる
幼い雪緋
”お母さん帰ってくるよね?焦凍”
涙目で焦凍を見る
幼い焦凍
”きっと帰ってくるよ!”
次の日の夜
双子は玄関に座布団を敷いて母親の帰りを待つ
幼い雪緋
”…”
幼い焦凍
”…”
その様子を障子越しから二人の姉兄は見守る
轟冬美
轟冬美
”あんたがあんなこと言うから!!コソコソ”
轟 夏雄 トドロキ ナツオ
”仕方ないだろ!コソコソ”
その時後ろから現れ何かを双子に手渡す炎司
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
”母さんからだ”
中身は手編みのマフラー(少しガタついている)
幼い焦凍
”うわぁー!!手作りのマフラーだ!!”
焦凍は嬉しそうに笑って喜ぶ
幼い雪緋
”お母さんやっぱり誕生日のこと覚えてくれてたんだ!!”
双子は喜び首に巻き姉たちに自慢する
その時炎司は背中の後ろに隠していた物を握りつぶし燃やしていたがその様子を知るものは誰もいなかった
現在
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
あのときは本当に嬉しかったですね
今でも覚えてます
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
それから毎年違うのが届いて
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
けど、それを見ると辛くて使わずに大事に閉まったままですね
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
…そうだな
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
今ならなんの未練もなく見れそうですね
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
帰ったら開けてみるか
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
楽しみですね!【そおいや、私のは事務所の机の下に片付けてある…】
放課後(3時頃に終了)
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
雪緋帰るぞ
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
ごめんなさい!少し事務所によって行きますので先に帰っていてください!
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
あっ…おい
雪緋は慌てて事務所へ行く
プロヒーロー
あれ?今日仕事だったけ?
二人の男女のプロヒーローがやってくる
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
今日は休みです!
けどこれを取りに来て…あったあった!
机の下に潜り段ボールを取り出し机に置く
プロヒーロー
なんですかこの段ボール
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
これは、昔から母に誕生日プレゼントでもらった…
プロヒーロー
あ~懐かしいこれエンデヴァーさんが作ったやっだ!
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
え?
プロヒーロー
ほんと!確か事務所で仕事の合間に作っていたやっですよね?
炎司が何かを作っているところに表れ聞いてみる
プロヒーロー
”エンデヴァーさんが珍しいですね!”
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
”息子たちの誕生日プレゼントにな”
プロヒーロー
確かこっちは女の子のおもちゃなんてわからないからって言って私買いに行ったことありますよ!
プロヒーロー
俺も今人気のもの何かって聞かれたことあ
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
【そんなあの人にここ数年は祝ってもらったことないのに…毎年姉さんに母さんからって言って受け取っていて…今までの前部あの人から…】
雪緋は一瞬頭がこんがらがり、一度落ち着き事務所にいるあるヒーローのところに行く






轟冬美
轟冬美
それでは改めまして…二人ともおめでとうーー!!
クラッカーの音が盛大になる
轟 夏雄 トドロキ ナツオ
はい!これは俺から!
轟冬美
轟冬美
私からも!
プレゼントの中身な二人にあった良いプレゼントばかり
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
ありがとうございます!大事に使わせていただきます!!
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
ありがとう
嬉しいよ姉さん夏兄
轟冬美
轟冬美
あとお母さんが『明日顔を出してちょうだい。その時直接渡したいから』ってお見舞いに行ったときに言っていたから行ってきなさい!
轟 夏雄 トドロキ ナツオ
んじゃまぁ、ご飯食べる…
その時に炎司がやってくる
轟冬美
轟冬美
お父さん仕事早く終わったのね!
せっかくだから一緒に祝おう
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
俺が居たら楽しい雰囲気も楽しくなくなるだろ
その場を去ろうとする炎司
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
これ母さんからだ…
振り向き小さなプレゼントを渡す
轟 夏雄 トドロキ ナツオ
?母さんって直接…
轟冬美
轟冬美
シッ!
夏雄疑問に思い聴き返そうとすると冬美のが止めに入る
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
その後ろの手のやつも一緒に下さい
後ろに周り手に持っていた紙を奪い取る
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
おい!雪緋!
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
やっぱり。『おめでとう』これ父さんの字ですよね
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
どういうことだ?
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
今までのプレゼントお母さんからじゃなくて父さんからだったんですよ
ヒーローたちに聞きました
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
あいつら…
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
姉さんも気を使っていつも私達に渡してくれていたんですね
轟冬美
轟冬美
二人の喜んだときの捨身毎年取って渡してたんだ
直接渡したほうがいいって何度も言ったんだけどね
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
今までのはこいつからってことか
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
それを知ってすべて捨てるのか?
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
そこまでひどくわありませんよ
確かによくよく考えてみればお母さんが嫌いな父さんに渡すはずないですもんね
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
雪緋お前…!
雪緋はある物を突き渡す
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
…何だこれは
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
開けてみてください
中身は雪緋の手作りマフラー(かなりのガタガタ)
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
どうしたんだこれは
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
糸編イトアミさんに教えてもらったんです
事務所にて
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
”こうですか??”
プロヒーロー
”そうそう!それからここ通して…”
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
”あ~失敗した!!”
初めての手編みに苦戦する雪緋
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
下手だな
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
お前はそお言う物は苦手だな
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
じ、時間がなかったんですよ!
だからそのぐらいの失敗は我慢してください!
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
どうして俺に
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
父さんが初めてのプレゼントしてくれたマフラーでプレゼントと感謝を込めようと思って
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
父さんあの時からプレゼントありがとうございます!
大事に取ってるんですよ
ほら
今までのプレゼントを見せる
焦凍には今までのプレゼントを持ってくるようにとしか伝えておらず二人分を見せる
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
あの時素直に自分からのプレゼントったいっていただければもう少し関係は変わっていたかもしれませんのに
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
…けど、そうじゃなくだら雄英に行ってなかったかもしれないぞ
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
それもあったかもしれませんね
だから、父さん
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
                         ・・・・・
厳しかったけし嫌いだったけど私達を育ててくれてありがとうございます!
雪緋は深くお辞儀をする
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
雪緋…
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
焦凍はどうですか?
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
!…………ありがとうボソ
聞き取りづらかったけど確かにそおいったのが聞こえた
エンデヴァー・轟炎司エンジ
エンデヴァー・轟炎司エンジ
!!
俺は部屋に戻る!
炎司はいそいそと部屋を出ていく
轟雪緋 トドロキユキヒ
轟雪緋 トドロキユキヒ
あれ?不愉快な思いさしちゃいました??
轟冬美
轟冬美
クスその反対だと思うな〜〜
轟 夏雄 トドロキ ナツオ
えー姉ちゃんそれどぉ言うこと!?
轟焦凍 トドロキショウト
轟焦凍 トドロキショウト
双子なのにやっぱり雪緋は大人だ
その頃炎司は部屋に帰って一人で貰ったマフラーを見つめ静かに頬に伝った涙を拭っていた

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