第17話

プロポーズ
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2019/12/03 15:21




「じんたん、やっぱ怖いよぉぉぉぉ」

「大丈夫だって!絶対彼女ちゃんOKしてくれるよ!」

「えー、大丈夫かな...」

「ほらぁ自信もって!テオくんは馬界ではイケメンなんだから!w」

「おいっ!www」

「早く行きな!いつも遅刻するんだからw」

「はーいw
じゃあ行ってくるね」

「うん、行ってらっしゃい
頑張れよ!」

「おうっ!」


きっとプロポーズは成功するだろう
あぁ、これで君に行ってらっしゃいを言うのは最後か
いつかこんな日が来ることはわかっていた、わかっていたけど.....
心のどこかで、もしかしたらテオくんも俺のことを好きなんじゃないかって思ってたんだ
バカだよね...


それから数時間後テオくんからLINEでプロポーズが成功したと写真が送られてきた
2人とも指輪をつけていてとても幸せそうに笑っている


俺は必死に涙をこらえた
なんで隣は俺じゃないんだろう
なんで俺は男なんだろう
寂しさと悔しさがこみあげてくる
俺が女の子だったらなにか変わっていたかな?
その隣は俺になれていたかな?
そんな虚しいことしか浮かばない
テオくん、ごめんよ
素直に相方の幸せを祝えなくて
テオくん、ごめんよ
好きになちゃって
これからはさ、頑張ってテオくんへの気持ちを忘れるから
一生 「友達」としてそばにいさせて












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