第29話

怪しい店
3,348
2020/05/21 04:00
あなた
やっぱり動くのは夜が多いんですね
伊黒 小芭内
まぁな目立たないしな




私と伊黒さんは渋谷の街中に来ていた







マンションの屋上から伊黒さんの情報を聞いていた






あなた
なるほど…だいたいの目星はついてるって事ですね
伊黒 小芭内
嗚呼、だがまだ5つにしか絞れていない…
伊黒 小芭内
俺は3つを行く、貴様は残りの2つを探れ
あなた
えっ、1人なんですか?!
伊黒 小芭内
任務は一緒だが行動は1人だ
あなた
めっちゃ不安なんですけど…
伊黒 小芭内
大丈夫だ、お前は訓練でしっかり出来ていた。己を信じろ
あなた
……分かりました
伊黒 小芭内
いいか、人は殺さなくてもまぁいい…だが、足ぐらいは撃て、そんな事では死なん
あなた
…はい
伊黒 小芭内
よし、行くぞ。何かあれば通信機で伝えろ
あなた
はぁい











2人は別れ別行動となった








私が行くのはバーとクラブだった








いや、未成年ですが…






まぁオリジナルの身分証明書がある





私はオシャレな服を来て中に入った


























1軒目のバーはハズレだった









そして、2軒目…


















あなた
(……ここなんか怪しい)


私はお酒を飲んでるフリをして周りの会話を聞いていた


)あははっ楽しいっ!


)今日さぁ、仕事でよぉ


)昨日も1人捕まえてよぉ


)ねぇねぇこの後にさぁ






あなた
(……ん???…1人捕まえた?…確か伊黒さんの情報で昨日は1人居なくなったとか…もしかして…)
男)なぁなぁお姉ちゃんよぉ
あなた
ん?私?(こいつ今、話してた奴だ!)
男)もし良かったら一緒に飲まないか?
あなた
私、楽しい人と飲みたいなぁ~ここ飽きたから別の店に行こうかと思ったんだけど…
男)おっ!なら奥の部屋で楽しい事あるぜぇ、そこは俺が案内した人しか入れないからどうだい?
あなた
えっ、本当?!行きたい~
男)おっ!いいねぇ~じゃあ案内するぜぇ
あなた
ふふっありがとう案内して~(成功かなw)





この時、あなたは通信機をオンにしていた



















[完]
――――――

プリ小説オーディオドラマ