第54話

聞こえた言葉
2,454
2020/06/14 03:00















夜、あなたは自室にて外を眺めていた









)アイツらは貴方に嘘をついている



)いつか分かるよ…ただ信用してはいけない






あなたは学校で会った謎の男を思い出していた







あなた
(ボソッ)…囚われのお姫様…
あなた
どうゆう意味なの…







あの男の言葉を信じたくないのに





頭の中から離れない…





もし、あの男の言葉が真実なら…





私はまだ騙されているのかな…




あなた
はぁ…





あなたは月を静かに眺めていた




































その言葉を廊下で聞いていた人物がいた





我妻 善逸
(…あなたちゃん何か隠してるのかな)
我妻 善逸
(小さい声だったけど…)
我妻 善逸
(囚われのお姫様…って言ってたな)






善逸は静かにその場を去った






















































┈┈┈┈┈┈







竈門 炭治郎
本当にあなたが言ってたのか?
我妻 善逸
うん、言ってた




善逸は炭治郎の部屋に行き、伊之助を含めあなたが言っていた言葉を伝えた




竈門 炭治郎
……やっぱりあなたにはここは窮屈なのかな
我妻 善逸
それか昼間の謎の生徒に何か言われたのかなって思って
我妻 善逸
もしだよ?……その野郎が敵のマフィアだったら……
竈門 炭治郎
あなたを仲間にしようとしているのかもな
嘴平 伊之助
……俺はあなたを信じる
我妻 善逸
まぁあなたちゃんが裏切るとかはないだろうけど…その野郎が何か吹き込んだらどうする?
竈門 炭治郎
……とりあえずこの事は柱には内緒にしておこう
竈門 炭治郎
まだはっきりと分かってないんだ
我妻 善逸
そうだね……






3人は別れそれぞれの任務へと向かった










































[完]



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