第3話

僕だけ見て?(R18)
2,107
2021/09/10 03:06
※本編後のR18になっております。
閲覧は自己責任でお願い致します。





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まひとくん。
僕だけ見て?
うわ、凄い恥ずかしいこと言っちゃった。
てるとくんの顔見れないや。

でもどんな顔してるか気になる…。

チラッと上目で覗いてみたてるとくんの顔は
複雑そうな顔をしていた。

あぁ、僕またやらかしちゃったかなあ。
恐る恐る声をかける。
まひとくん。
てるとくん…?
てるとくん
まひとくん…。
なんでそんな可愛いこと言うの?
まひとくん。
へ?
てるとくん
もう可愛すぎて困る。
まひとくん。
てるとくんが言ったこと
言い返しただけだもん。
そうだよ。そうじゃん!
てるとくんが言ったこと言っただけじゃん!!
僕何も悪くないもん。うん。
可愛くなんかないし。

てか、てるとくんの方が可愛いからね?
声も顔も甘いくせに。

でも、身長高くて、手も大きくて僕のことを
包み込んでくれる。
この腕の中が1番落ち着くんだ。


…ん?
まひとくん。
てるとくん…?
てるとくん
…なに。
まひとくん。
あたってる…。
てるとくん
仕方ないでしょ。好きな人がこんな近くにいて
可愛いこと言うんだから。
抱き合ってるとてるとくんのその…
少し硬くなったてるとくんがあたってる。

う、嬉しいけどさ!

てるとくんとそういうことをした事がない
わけじゃない。
でもいつもてるとくんから誘ってくれて
僕から誘ったことは無い。

たまには頑張ってみる…?
いや、そんな恥ずかしいこと。
いや、でも…。
てるとくん
ふふ、そんな顔しなくても
今日はシないよ。大丈夫。
しばらくぎゅっとしてよ?
考え事してた顔がてるとくんの目には
困ったように見えたのかな。
ぎゅっとしてるだけで嬉しいし満足ではある。
まひとくん。
…シないの?
てるとくん
今シたらまひとくんに身体目当てって
思われそうだから。
そばに居てくれるだけで僕は満足だよ。
まひとくん。
そんなことないよ。
ちょっと感情が不安定の今だったら
確かにすぐ抱かれてたらそう思ってたのかな。


てるとくんは僕のこといっぱい考えてくれてるんだ。
てるとくん
ちょ、まひとくん!?
まひとくん。
なに?
てるとくん
何して…
まひとくん。
う、うるさい!黙ってて!
僕はてるとくんのズボンに手をかけてベルトを
外そうとしていた。
恥ずかしい。ものすごく恥ずかしい。
でも変わらないと。てるとくんのために。


パンツの上からてるとくんの熱くなったものを触る。
思うように手が動かなくて、ぎこちなくなる。
てるとくんいっつもどうやってたっけ。
どうしたら気持ちいいんだっけ。
てるとくん
まひとくん、もういいよ。
まひとくん。
あ、ごめん、僕…。
気持ちよくなかったかな?
てか急にやっぱりこんなことしたら良くないよね。
そういう気分じゃなかったのかな。
てるとくん
違う、ね、我慢でき無くなるから。
僕結構理性ギリギリなんだけど。
てるとくんの顔を見るといつもの可愛い顔じゃなくて
少し余裕のなさそうな雄の顔をしていた。
まひとくん。
あ…。
やばい、ドクンってきた。その顔は反則だよ。
心臓がキュウって締め付けられる。
まひとくん。
我慢しなくていいよ…?
僕のこと愛して?
てるとくん
ーっ、そんな言葉どこで覚えてくるの。
…誘ったのはまひとくんだからね?
まひとくん。
ひゃっ
ビックリして変な声出た。
てるとくんは急に僕のことお姫様抱っこして
寝室まで連れてってくれた。僕も一応男なんだけど、
なんでそんな軽々持てちゃうの。
カッコよすぎて惚れ直すばかり。


ちゅっと優しくキスをされる。
まるで大切なものを扱うような優しいキスを
てるとくんは僕に何回もした。
まひとくん。
てるとく…ンッ。
待っ、んぅ…アッ。
名前を呼ぼうとした瞬間に、てるとくんの舌が
僕の中に入ってきて、まるで離さないと言わん
ばかりに僕の舌と絡み合う。
まひとくん。
んっ//(ビクッ)
てるとくん
まひとくんの乳首凄い硬くなってる。
まひとくん。
や、言わないで…//
てるとくん
んー?なんでー?
まひとくん。
いじわるっ…。
てるとくん
ふふ、ごめんね?
もう意地悪しないよ?
そう言ってからてるとくんは、今まで軽くつまんだり
触ったりしてた乳首を触らなくなった。
その代わりに、そのまわりを優しく撫でるように
触れてくる。
まひとくん。
ふっ…ハァ…ンッ//
てるとくん
ほんとにまひとくんは可愛いなあ。
まひとくん。
…って。
てるとくん
ん?どうしたの?
まひとくん。
触って…っ//
てるとくん
触ってるよ?
まひとくん。
ちゃんと触って…ンッ//
優しく触られるのがもどかしい。
それでも気持ちいいと感じてしまう自分は嫌になるが
やっぱり性欲には勝てない。
恥ずかしいけどさっきみたいに強く触って欲しい。
てるとくん
ダメ、今日は優しくするって決めたから。
まひとくん。
い、意地悪しないって…。
てるとくん
意地悪じゃないよ?
まひとくん。
アアッン///(ビクッ)
てるとくんが僕の乳首をツンっと触った。
今まで焦らされてた分、身体が強く反応してしまった。
声も大きくなっちゃって恥ずかしい。
てるとくん
ね?まひとくんの反応良くなった。
まひとくん。
もっ、ハァ//…やらアッ
てるとくん
やだ?やめる?
てるとくんの嘘つき。意地悪しないって
言ったくせに、さっきから意地悪ばっかり。
まひとくん。
やめないで…っ
もう恥ずかしすぎて隠れたい。
そう思って腕で顔を隠した。
てるとくん
まひちゃんにそんな趣味があったなんて…。
まひとくん。
え?ンッ…アッ//
自分で顔を隠したらその上からてるとくんの手で
抑えられて完全に視界を奪われた中キスをされた。
なにこれ…。見えない分そこに感覚が集中して
いつもより感じてしまう。
てるとくん
まひちゃんは焦らしプレイと目隠しプレイが
好きなんだね♡
まひとくん。
違っ…
てるとくん
違うの?ここいつもより反り返ってるよ?
ほらそれにこっちもヒクヒクしてる。
まひとくん。
ふっ…アッ…ンァ//
僕の硬くなったものをやんわりと触ってくる。
もどかしい。もう、もっと欲しい。
まひとくん。
てるちゃっ…僕のことめちゃくちゃにして…
いっぱい愛してっ、
てるとくん
姫の仰せのままに。
手で抑えられたままだから顔は見えないけど
どうせニヤニヤしてるんだろうな。と思ってたら
体勢を変えるためにてるとくんの手が離れた。
その隙に自分の腕もどかしててるとくんの顔を見る。

あ、
てるとくん
何笑ってるの?
まひとくん。
ふふ、だっててるとくん余裕なさそう。
てるとくん
笑ってられるのも今だけだからね?
まひとくん。
アアンッ//(ビクッ)
まっ、ダメっ…ンッ//
てるとくんの上に座ってる状態で片手で目は覆われて
片手でやんわりと乳首を触られて、下から勢いよく
突かれてる。待って、激しい。
見えない、体が熱い。上も下も全部の感覚が敏感に
なってる。
このままだったら…。
まひとくん。
アッ、もっ、壊れちゃ…ンゥ///
てるとくん
煽ったのはまひとくんだよ?
ね?気持ちい?
まひとくん。
キモチいっ…ンァ//
大好き、てちゃ、アッ//
てるとくん
僕も大好き。
ね、はぁっ…イッていい?
まひとくん。
僕もイくっ//
アッアッアッ///…ーッ(ビクッ)
てるとくんと僕はほぼ同時にイッた。
もう馬鹿。
てるとくん
ふふ、今日のまひちゃんは本当に泣き虫だね。
あまりもの快感に泣いてしまった僕を
笑いながら抱きしめてくれた。
やっぱりこの腕の中がどこよりも落ち着いて
どこよりも大好きな場所。
そして、誰にも譲りたくない場所。
まひとくん。
てるとくんが離れても僕は何回だって
てるとくんのこと追いかけるから。
てるとくん
…僕も同じ気持ちだよ。
まひとくん、愛してるよ。
そう言ったてるとくんの顔は少し恥ずかしそうで
今までで1番の笑顔だった。
________

END

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