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2021/06/16

第4話

過去
パパはちょっとしたことでイラつき、私達を殴り、蹴る

そしてそれこそが普通だった


今思うとあの頃の私は感覚が麻痺していたのかもしれない



パパが怒るたびにママは、ごめんなさい、ごめんなさい、と何度も謝り土下座をする



いつもママに言われてた



悪いことをしたらごめんなさいしなきゃダメなんだよ



まだ純粋無垢だった私はママがパパに謝ってる…………ママは悪いことをしちゃったんだ



じゃああなたの下の名前はパパの味方につく!
そうか、ありがとな


そういうパパの声が私の頭に響く


あの時、味方さえしなければママの負担は減っていたのかな

それはないか


あんなに小さい子どもに守られていることが一番苦しいだろうし




ごめんね



二人目のママと同じ言葉を言ってママは私の前から消えた


そうするとパパの怒りの矛先は私に向いてきた




お前のせいだ



何回言われただろうか


正直、お前のせいだってなんの脈絡もない言葉言われてもなんとも思わない


けどこの言葉を私は目の前で言えるだろうかも分からない


言ったらきっと………
望月 湊斗
望月 湊斗
あなたの下の名前ちゃん、大丈夫?

なんか、顔が少し青ざめているけど………
望月 澪
望月 澪
湊斗がお兄ちゃんしてるみたい笑
望月 湊斗
望月 湊斗
るせぇな∥

本当に面白い家族だ