無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第2話

prolog
ボクら双子は、この歓声の渦に気圧されていた。
“アルビノの双子”であるボクらに見向きもしない。
それは、初めての経験だった。
『みんな~!ありがとう!』
今ライブをしているこのグループは「彩芭さいは」という“姿は”一般的なバンド。
何故、彩芭がこの県内に名を馳せる事になったのか。
特別な活動をしているわけではない。

彼女らは、ボーカロイドをアレンジして某動画サイトに投稿する、そんなバンド。
じゃあ、なんなのか。
かといって、上手く言えるわけではないのだ。

そう、文に起こすのなら“絶対的な身に纏うオーラ”。
__こんなヤツらを、捜してた。