悪いな、夕輝、
言ったぁぁぁぁぁぁあ!?
いや俺恥ずかし!!言いかけんの恥ずかし!!
アイツ気付いたの!?!?
そんなに成長したのね夕輝!!(母親的)
恋の力って偉大っていうけど、
人を成長させる一種の力だな…
アイツ、今、良いこと言ったな。
あれだよな、乙女ゲームのさ、
胸キュンポイント稼いだな。
てかさ、電車乗って一駅で酔って降りるって…
そんなに電車苦手なら言えば良いのになぁ。
ちゅーことで、電車降りて徒歩で向かうことに。
残念ながら本当は父親だ。
父さん死にかけてたからね。
恥ずかしくて言えるか。
何とも俺には苦しい内容だなオイ。
しかも吉木も運が良いこと。
何してんだよ…。
やめろよ?楽しみになんてしてないからな。
と、難なく園内に入り
シーン。
俺は別にそういうの無表情だし、
夕輝は手ぇ上げてわーいタイプだし、
二人もそうっぽいな。
と言いつつ俺は走りませんよ夕輝くーん。
ジェットコースターはまぁ、ご想像に任せるぞ。
嘘つくなよ、手ぇ上げてサイコー!!Foooo!!
って言ってたの誰だよ、どこの誰だよ。
出た、恋の力は偉大だなぁ。
夕輝お化け屋敷とか笑い飛ばすもんねー。
…待て、東野さん俺と組もうとしてね?
逃げる俺氏。
俺、グー。
夕輝、パー。
東野さん、パー。
吉木、グー。
頑張れ夕輝、男らしくリードして、
ハート掴んでこーい(棒)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。