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第1話

平凡な毎日のはずだった
私は立本 隆奈たつもと りゅうな

少し前に、王立学園の冒険者育成コースを卒業し、冒険者になるための準備をしている。

“準備”というのは、私は小さい頃から他の国に興味があり、ギルドには属さず、のんびり旅をしてみたいと思っていた。

旅をするにはお金が必要。なので、私はじゅうぶんなお金が貯まるまで、少々危険な仕事もあるが、バイトとして初心者向けのギルドに所属することにした。
_隆奈@りゅうな_
隆奈りゅうな
こんにちは。
ギルドマスター
あら、こんにちは。
今日はこの依頼、お願いするね。
_隆奈@りゅうな_
隆奈りゅうな
はい、早速行ってきます。
ギルドマスター
行ってらっしゃい。
気を付けてね。
私への依頼は、王都東の森で薬草を採ってくるというものだ。

東の森はすぐ近くにあるので、時間はかからない。
_隆奈@りゅうな_
隆奈りゅうな
よし、今日も頑張るぞ!
私は森の中に入っていく。
探している薬草はそんなに珍しいものではないので、すぐに見つかった。

その後は順調なペースで進み、カゴ一杯になるまでには時間を要さなかった。
_隆奈@りゅうな_
隆奈りゅうな
ただいま帰りました!
ギルドマスター
おかえりなさい。それじゃ、次の依頼は……。
こうして全部で3つの依頼をクリアし、帰路についた私は、行きつけの食堂で夕食をとることにした。
店員
店員
隆奈ちゃん、いらっしゃい!
今日は何にする?
_隆奈@りゅうな_
隆奈りゅうな
えーと……ミートソースパスタとコーンスープで!
店員
店員
はいよ。
そう言えばここ最近、日が暮れてから、怪しい奴が出没するらしいよ。
隆奈ちゃんも狙われないように気を付けな。
_隆奈@りゅうな_
隆奈りゅうな
そうなんですね……気を付けます。


食事を終え、家に帰ってきた。
_隆奈@りゅうな_
隆奈りゅうな
あれ、財布がない……?
ふと、どこかに財布を落としてしまったことに気づいた。
食堂でお金を払った後にカバンにしまった記憶があるので、食堂から家までの道のりで落とした可能性が高い。
時刻は午後7時前。怪しい奴が出没するという情報を聞いたばかりではあるが、盗まれないうちに早く回収したほうがいいと判断し、財布を探しに行くことにした。
さっき自分が帰ってきた道と同じ道を辿っていくと、路地裏を抜けた先に何か落ちているのが見える。

路地裏を急いで走り抜けて、落ちていたものに駆け寄ろうとすると、何者かがそれを拾い上げて走り去った。
拾い上げた時にちらりと見えたその模様から判断すると、あれは私の財布だ。
_隆奈@りゅうな_
隆奈りゅうな
待てドロボー!
そう叫びながら追いかけるが、結構足が速い。
学生時代のマラソン大会では上位に入っていた私に敵う相手がいたとは……。
そんなことを考えている間に、小さな広場に着くとそいつは急に足を止めた。
男
お嬢ちゃん、知らないのかい?
最近この辺に怪しい奴が出るってウワサ……
そう言って、フードをとった男の顔には見覚えがあった。
_隆奈@りゅうな_
隆奈りゅうな
指名手配の……名前は確か……。
男がにやりと笑う。
_隆奈@りゅうな_
隆奈りゅうな
名前は……なんだっけ?
男
なんだ、知らないのかよ!
でも教える必要はねぇ。
お嬢ちゃんには今から死んでもらうからなぁ……。
男が刀を抜き、唐突に斬りかかってくる。
私はそれをギリギリでかわした。
男
ふっ、なかなかやるじゃねぇか。
男が次の技を繰り出そうと構えた時、私の身体中を電気が走るような感覚が襲った。
とっさに護身用の木刀を構え、わずかな隙を狙って男がさっき繰り出した技を打ち込む。
男
な、なんだこいつ……。
男は私の変貌に戸惑っているようだ。
私も戸惑っている。
学生時代は剣術は基礎のみで護身術を重点的に学習していたが、このような技は習っていない。
じゃあさっきのは何……?
男
技をかわせたのも攻撃できたのもまぐれだろう?
次こそ仕留めてやる……!
男が再び斬りかかってくる。



またあの感覚が襲った。
ここからのことはよく覚えていないが、戦っている自分でもよくわからない技を次々と繰り出していった。
_隆奈@りゅうな_
隆奈りゅうな
はあ……。はあ……。
ふと気がつくと、例の男が気絶していた。
横には、倒れた拍子に落ちたのか、私の財布があった。

財布を拾って、この男のことを通報すべきか悩む間もないうちに、遠くから声が聞こえてきた。

私は慌てて物陰に隠れる。

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燕
つばめのすにようこそ。(謎キャラ) オリジナル作品書いてます。 お気に入り登録、いいね、コメントは強制はしませんがしていただけると創作の励みになります(誰) ☟こんな人です☟ 銀魂、俳優、バンド、ゲームが大好き。 小説のジャンルはファンタジーとコメディが好き。 ☟小説の特徴☟ アイデアが浮かんだ時に一気に更新 更新は 亀より遅い 自信あり(謎の五七五) しかも話のテンポがゆっくり目 気長に待ってくださるとありがたいですm(_ _)m 方言に関しては、変換サイトを使用しているので少しおかしい場合があります。ご了承ください。(おかしい所は遠慮なく指摘してください) タグ→つばめのたまご。 つばめがうみだすモノ、つまりつばめのたまごです。 この巣には様々なたまごがありますのでそれぞれ中を覗いてみてください(謎キャラ) Twitter(@elletsubame)でも #つばめのたまご で、近況報告していきます💪
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