第5話

4話
2,921
2018/11/27 15:36



🐹「はい、どうぞ。」



そう言って私に笑いかけてくるのは


3年生の中で1番のイケメンとか言われてたりする じん先輩。


『あ、ありがとうございます……』


あ、ちなみに じん先輩も同じ部活だったりして結構仲良かったりする。


🐹「なんで泣いてたの?……なんて今聞いたら逆効果だよね、、笑」


『あ、いえ、全然大したことじゃないので……笑笑』


🐹「え〜、あなたちゃんがいう ” 大したことない ” は結構大したことだったりするぞ〜笑笑」



そう言いながら 隣でなんか ガサガサとあさってる じん先輩。




『……?』



私が不思議そうに見ていると



🐹「はいッ、これ!」


そう言って渡してきたのは みるく味の飴。


『ありがとうございます笑笑』



🐹「うん!それね、めっちゃおいしいから!!笑笑 味は保証する笑笑」


『笑笑』


『んじゃあ いただいておきますね笑笑』


🐹「うんッ!」




そんな普通の会話をするにも この先輩と話せば何故かみんな笑顔になれる。



世はこういう人のことを 人気者 と呼ぶのだろう。



『あの…じん先輩……』



🐹「ん?」


『先輩は……その…』



『振られたことありますか……?』



🐹「ん〜、ないかなッ!笑笑」



『やっぱり笑笑』



🐹「でもね、それは俺が告白したことないからなの笑笑」



『なるほど笑笑』



🐹「人の恋のことはなんとでも言えるじゃん?だから、結構僕行っちゃう方なんだけどさ、自分の恋のことになるとほんとに鈍くさ……笑笑」




なんて苦笑いしている じん先輩。




🐹「あ、でもね」



🐹「僕まだその人に告白したこともないけれど 毎日すんごく振られた気持ちになるんだ笑笑」




『えぇ笑笑』




🐹「その子さずっとある人のこと見てたり話してたりするからさ」



🐹「もう言わなくても あっちが勝ち確だってこと知っちゃってるからさ〜笑笑」




『そうなんですか………』



🐹「うん笑笑 まぁ まだ全て終わったわけじゃないから僕も頑張れらないとね笑笑」



『おぉ笑笑 ポジティブ笑笑』


🐹「うん!今日は特別笑笑」


『え?』


🐹「なんてね〜笑笑」




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