目を覚ますと、鉄格子・・・
「へっ?鉄格子?なんでや?」
なぜか俺の声が響く。
俺は、兵士さん(なぜかさんづけ)に、ついさっき撮った携帯の写真を、みせて
言葉は通じとるのに、そいつは、槍のようなものを、俺に向けて
いったいどないなっとるんや!!
あのとき、光に包まれて、俺と剛は・・・・
おれは、思わず格子を掴んで独り言を呟いていた。
その時に、指輪が見えていたのだろう
光一は、別の国に飛ばされたようで、兵士と、会話をしている。
兵士は、それだけ言うと行ってしもた。
ってか、普通ひとりにしやんやろ?
こういうとき、力ある戦士なら、魔法で、こんな格子を壊したりするんやけどなぁ~(ゲームの中のはなしである)
話を聞いている光一。
思わず叫んでしもた。
せっかく、剛が月の国にいるってわかったのに!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。