第30話

27話
136
2022/01/09 10:59
剛
🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵🎵
リリー
リリー
・・・つよし・
リリーに話しかけられているのに俺は集中して気づいていない・・・・
剛
🎶🎵🎵🎵🎶
ギターのコードを忘れやん様に・・・・
ギターを弾く真似をして
鼻歌を歌っていた
マリー
マリー
剛さん・・・
剛
わっ、ビックリした
するとなぜだか前から現れたのはマリーで・・・
リリー
リリー
・・・・・
マリー
マリー
あの?ギターとか弾くんですか?
剛
えっ?これがギターってわかるんや・・・
うん。俺いま、ギターに夢中なんや。覚えたてでな
?ちょっとずつ弾けるようにはなってきたんやけど・・・
コード忘れそうな気がしてな?
マリー
マリー
そうなんですね
剛
あの、ギター・・・ってないよな?いまな弾きたくて弾きたくて仕方なくて・・・・
このメロディ奏でたら光一、俺のことを思い出してくれやんかなって・・・・
マリー
マリー
ふふ、いろいろ考えてくれているんですね
楽しそうな二人だ。
その中になせかいまは入っていけない・・・・
リリー
リリー
・・・・・・
なぜだろう。入れない。
前は入れたのに・・・・。
剛
・・・・・・
リリーがそんなことを悩んでいるとは知らず・・・、俺はいつのまにかここの生活に少しずつ慣れてきていた。
そう言えばいつの間にか、リリーも俺の事をよそ者なんだから!
とか言わんくなったな・・・・。

心を開いてくれている証拠やろうか?
リリー
リリー
・・・・😭
剛
えっ?Σ(゚д゚;)リリー?
その夜、リリーが泣いているのを見てしまい・・・
リリー
リリー
つ、剛・・・
剛
なんで泣いとるんや!まさかマークになんかさたんか?
リリー
リリー
えっ?なんかされたって。何もされてないよ。
剛
そ、そうやんな・・・
リリー
リリー
・・・・わたし、泣いてないから
剛
いや、泣いてたって・・・
リリー
リリー
泣いてないってば!
剛
・・・・いや、でも・・・
リリー
リリー
気のせいだから!
と言って行ってしまった。
剛
・・・・・(いや、絶対泣いてたわ)
リリー
リリー
・・・・・ダメだ。いつも通り
剛&リリー
喧嘩できない・・・・
マリー
マリー
・・・・・・
どうしてだかすれ違ってしまっている俺たちの心。
このままなんか?
このままでええんか?
でも・・・俺とリリーは一緒になれやんのや。

それなら、リリーはマークと一緒になった方がええんやきっと。
剛
なぁ?光一・・・そうやんな?
・・・・答えるはずのない指輪に向かってそう呟いた。
マリー
マリー
剛さん、リリーは?
剛
マリー・・・。それがな、何か知らんが逃げられたわ。
マリー
マリー
そう・・・
マーク
マーク
・・・・・早くあの指輪がほしい。
だが、もう少しで手に入りそうだ。

2人の心を引き裂けばきっと・・・
マークはいつもの顔と違い邪悪な顔になっていた。

まさか、なにかに呪われている?

彼自身が、なにかに・・・・

そして次の日・・・
マーク
マーク
リリー
リリー
リリー
マーク・・・
マリー
マリー
・・・・マークと、リリー・・・・
剛
外を見ると二人は親密そうだ。
・・・・なんか見ていられへん
マリー
マリー
剛さん・・・
けど、マリーは何だか嫌な予感がしていた。

なぜかリリーと、マークを近づけては行けないような予感が・・・
リリー
リリー
剛さん・・・お願いが
剛
えっ?
と、その声が聞こえていたみたいで・・・
マーク
マーク
あれは剛さんとマリー。2人は仲良いですね
リリー
リリー
・・・・ええ、そうね
2人が、部屋の中はいるのを、リリーは見てしまった。
リリー
リリー
な、何これ・・・
べつに、剛がマリーと何しようと私は・・・・
なのに・・・
リリー
リリー
・・・・・涙が止まらない・・・
マーク
マーク
・・・・リリーさん?
リリー
リリー
ご、ごめんなさい。なんでもないの
でも、リリーは俺が言うたあの言葉が頭の中をよぎったんや。
剛
リリー、お前はこのままマークと、幸せになるんや
マーク
マーク
もしかしてー、剛さんもマリーさんと・・・・
その先の言葉を遮るようにリリーは答えた。
リリー
リリー
・・・・お受けします
マーク
マーク
えっ?
リリー
リリー
わたし、あなたのプロポーズをお受けします
マーク
マーク
・・・・リリーさん、ほんとに?
そして、それと同時に・・・
マリー
マリー
剛さん、マークにリリーを近づけちゃダメです。
剛
えっ?何言うてるんや
マリー
マリー
・・・・嫌な予感がするのです。
あなたに、リリーを守ってほしいのです。
剛
・・・・いや、でも今・・・・
リリー
リリー
よろしくお願いします
マーク
マーク
こちらこそ、よろしくお願いします
リリーがマークのプロポーズを受けていたのを聞かないままだった・・・・・。


一体どうなってしまうんや。

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