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第4話

ⅡーⅠ 藤空とバレンタイン2019再掲
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2022/02/14 08:28
大学帰りに秘密のバレンタインby藤空
 大学からの帰り道、あなたの下の名前の家まで送る途中の事。
 声を掛けて来たあなたの下の名前が差し出していたのは……バレンタインのチョコだった。
冬夏藤空
冬夏藤空
え、バレンタインチョコ!? 自分に? 
有難う……自分は本当に幸せ者だよ
 思わず笑顔になった藤空だったが……慌てて表情を引き締めた。
 その様子にあなたの下の名前は思わずといったように吹き出す。
冬夏藤空
冬夏藤空
わ、笑わないでよ~! その様子だと朝から期待してたのバレちゃったよね……。
うう……チョコ一つでソワソワしてたなんて格好悪いし、君の前ではカッコ付けていたかったんだけどな……
 照れたような表情の藤空に、あなたの下の名前は優しく微笑んだ。
 そんなあなたの下の名前を真っ直ぐに見ながら……藤空は言葉を紡ぐ。
冬夏藤空
冬夏藤空
……うん、そう。いつだろうって本当はずっと期待してたの。自分と君の関係は秘密だから……大学内で渡される訳も無かったんだろうけどね。
……バレたついでに言うけどさ
 言いながら藤空は一瞬拗ねたような表情を浮かべるが、すぐ真面目な表情になる。
冬夏藤空
冬夏藤空
あなたの下の名前の事……ぎゅってしたい。だって本当に今、幸せだから。
ねぇ……良い?
 藤空の言葉にあなたの下の名前は驚いた表情になるが、すぐに頷いた。
冬夏藤空
冬夏藤空
有難う……。あなたの下の名前の事が……本当に大好き。
次は自分が想いを伝えるから……楽しみに待っててね?