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第14話

14.


Ten side.


『 ん…? 』

目を覚ますと白い天井が写った.

「 てん?おきた? 」

『 はい、 』

「 熱中症で倒れてたって 」

『 そうだったんですか、すみません… 』

「 ううん、今はどう? 」

『 大分楽です 』

「 よかった 」

そういうとてよん先輩は眉を少し下げて

僕の頭を撫でた.



しばらくてよん先輩と話して、体も楽になってきた.

『 ……ぁ、 』

ふと頭によぎったはなさんの言葉.





“二度とてよん先輩に近づかないで”





『 て、てよんせんぱ… 』

「 何かあったのか? 」

『 へ? 』

「 様子からして何か悩んでたのかなって 」

『 いや、その…え、と 』

『 ぁ、今日お勉強しにいけません 』

「 そっか、わかった。家でゆっくりしてね 」

『 ありがとうございます 』





こんなこと、言いたくない.

言うつもりなんて1ミリもなかった.




『 …これから、お昼ご飯食べに行くのやめます 』

「 え? 」

『 その、クラスに友達ができたので…! 』

布団をぎゅっと握り言いたくない言葉を

震える声で絞り出した.



「 そっか、友達できてよかったな 」

てよん先輩はまた僕の頭を撫でた.

『 へへ、ありがとうございます 』



違うんです先輩.

毎日一緒に食べたいです.

友達なんて出来てないです.

違うんです.



本当は、はなさんの言葉なんか無視したい.

僕が誰と仲良くしようと僕の勝手だ.

そう言いたい.

けど、そんな勇気も力もない.

はなさんだって何か事情があるんじゃないか、

沢山ぐちゃぐちゃと考えてしまう.

僕の気持ちをてよん先輩に伝えてしまえば

楽になるのだろうか、



どうする事が正解なのか分からない.















『 てよん先輩、すきです_。 』