入院してから子供達には全く会えてないんだけど、
たまに来る奨くんの連絡いわく各々上手くやっているらしい…
お腹の撫でながら赤ちゃんに話しかけている。
最近1人すぎて孤独を感じるようで精神不安定になりそうな時がある。
(トントン)
病室の扉をノックされた。
看護師さんかと思って緊張して構えていると、、
思いがけない人が目の前に現れてびっくり。
抱っこしてた豆ちゃんを下ろして倒れないようにそばで見守る。
確かに2歩3歩程度だけど手離しで歩けるようになっていた。
私たちが褒めると嬉しいのか笑ってる
(コンコン)
看護師さん「ご飯の時間になります」
抱っこされて担がれてる豆ちゃん。
飛んでるみたいに飛行機して遊んでる。
私はご飯食べつつ2人を見守っていた。
〜〜〜
奨くんと遊んでそのまま腕の中で寝ちゃった。
予定日当日
朝一はご飯が食べれるくらい余裕があったのに、、
9時過ぎ辺りから痛みを感じるようになってきた。
序盤から強く痛みを感じてこれでいけるのかって思うくらいだった。
そんな思いは届かず、、
そう現れたのは10時過ぎだったので1時間ほどは痛みと緩和されるのを繰り返していた。
私の手を握り、安心させてくれようとした。
痛すぎて手に力が入ってしまう。
(コンコン)
看護師さん「では分娩室に移動しましょう」
痛みを抱えつつ分娩室の台に乗った。
看護師さん「では旦那さんは隣いていいですよ」
隣で手を握られながら頑張っていたら、、
看護師さん「もう少しです…」
看護師さん2「呼吸です」
「おぎゃーおぎゃー」
看護師さん「元気な子産まれましたよ!」
看護師さん2「おめでとうございます!」
看護師さん「では抱っこしましょう」
抱っこしたまま奨くんに言われた通り目を向けると
写真を複数枚撮られた。
看護師さん「では一旦預かりますね」
赤ちゃん抱っこして写真撮ってその時の余韻に浸り終えたら、病室へ戻ってきた。
まだ残る痛みを抱えつつベッドに座った。
〜〜〜
(コンコン)
看護師さん「赤ちゃんに健康異常なかったですので、お母さんと一緒に病室になります」
看護師さん「もし、困り事がありましたら私たちをお呼びください」
看護師さん「では、失礼します」
再び写真撮影になった。
まだぎこちないけどお写真に収めた。
それからも3人の時間を過ごして、、
予想したくないけど急変とかない限りは帰れると思う、そう思って返事した。
新生児との2人生活を終えて、退院の日になった
退院は午後になるのでお昼にお祝い御膳を出してくださった。
お迎えが待ち遠しいくて早めに帰る準備をしていた。
(コンコン)
お腹の負担を考えなくて済んだ今は思いっきり抱っこできる。
久しぶり抱っこに嬉しそうに私を抱き締めてきた。
寝ている赤ちゃんを見せた。
奨くんは豆ちゃんと歩いて、私は赤ちゃん抱っこして車に乗ろうとした。
私が欲しいと言っていた取り外しが出来て、チャイルドシートにもベビーカーにもなるやつ。
扱い方を教えて貰って赤さんを乗せた。
隣のチャイルドシートに乗せられた豆ちゃん。
家に向かって車が動き出した。
チャイルドシート越しに隣の赤ちゃん見つめてた
そのまま抱っこされて帰宅。
リビング入って驚き!…模様替えされていた。
(ウィーン)
物の正体は'スウィングベッド・チェア'だった。
簡単な絵本なら分かるらしく読んで欲しいと差し出してきた。
拍手を覚えて手をパンパンさせている。
続いてボール転がして追いかけると言う遊びをしていた。
豆ちゃんに気付かれないよう家を出て行った。
赤ちゃん「ふゎぁー」
お腹空いて泣き出しちゃった。
赤ちゃんにミルクあげていたら、、
〜〜〜
赤ちゃんのミルクを終えて豆ちゃんを抱っこした。
お菓子箱見せて好きなやつを選ばせた。
テーブルのある椅子へ座らせた。
中身の人のお話です🧼
いつも'いいね'ありがとうございます。
'お気に入り'や'フォロー'も段々増えていて主は嬉しいことばかりです😭
最近ではコメントくださる方もいてお話を作成するにあたってすごく励みになっています🙇♀️
次回作についてのアンケート、結構僅差で争っているので引き続き待っています。
また皆さんとお会いできるように頑張りますのでよろしくお願いします🤍
さようなら〜🍹
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。