〜ヒラside〜

今日も俺はフジの家に来ている

もちろんあなたちゃん目当てで


等のフジはわくわくバンドの練習か何かでいないのかベースがなかった

2人でゲーム選びながらお菓子を食べる

なんか恋人っぽくないけど

あなたちゃんからの好き貰えるまではこれくらいが丁度いいのかもね


我慢だヒラ、うん！


そう思いながら前から気になっていることを聞いてみた

え？"お兄ちゃんからの"は？

って事はフジからのじゃない…ってこと！？

俺が恐る恐る聞くとニコニコして首を振る

ん？あれ？

なんかおかしいな

あからさまに怪しい！

本当は男からとか？！

そんな『だめ？』みたいな感じで見上げなくても教えてあげるよ！

…って言いたいけど

あれ？いきなり難易度高かったかな？

必死に頷く姿もかわいい

それに"まだ"って事はいつか呼んで欲しいってことだよね ？

俺はそう思っちゃうよ？

おっ？なんか今の反応素っぽい？

もうちょっと気軽に話して欲しいからなぁ

あなたちゃんから話しかけるとか滅多にしてくれないし…

その反応は聞きたいんだ！

正直嬉しい(*´ω｀*)

俺が笑って返したらあなたちゃんから声にならない短い悲鳴が上がって顔隠された

耳まで真っ赤

下から覗こうとすれば手で覆ったまま顔をそらされる

俺の誕生日も教えて

次の誕生日が本当に楽しみになった

早く来ないかなぁ

あなたちゃんがもっと俺とお話してくれるように

もっとノックするぞー✧ ٩( ๑•̀o•́๑ )وｴｲｴｲｵｰ!!