寝起きでまだ部屋着姿のあなたを残して
一度家に戻って準備しまた戻ってきた
とうとうがんばるって言わせちゃったよごめんあなた…
最俺ハウス到着するとヒラが出迎えてくれた
ヒラが両腕を広げてくるりと回る
それを見てあなたはきょとんとしていた
まあ普通にしてればヒラとか仲良く出来そうだ
まずは1人ずつ慣れてもらおう
本当はこーすけの方がよかったのかもしれないが仕方ない
あなたのことが好きなあざといサイコパスと一緒はまずかったかな?
と思いつつ俺は2人きりにするためハウスを出た
〜あなたside〜
流石にタメ口なんてだめだよね
なんて思いながら待っていたがわたしはすぐに睡魔が襲ってきて寝てしまった
〜ヒラside〜
寝ちゃってる…風邪ひいちゃうといけないし、布団か何か持ってこよ〜
( ๑´•ω•)ノシナデナデナデナデ
フジに内緒であなたちゃんの頭よしよしした
本当にかわいい
しかも髪の毛ふわふわ
あなたちゃんの声で我に帰る
早く布団持ってきてあげよう
そう思ってる間鼓動が早まってたことに俺はまだ気付いてない
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。