ヒラくんの町の辺りを案内してもらった
こっちでデートできるなんて思ってなかったからすごく嬉しい!
あっでもヒラくん泊まったら危ない様な…
でもお姉ちゃんもお兄ちゃんもいるし…
それにわたしは女子会目的で行くんだし!
『俺すぐ逃げるから!』と言う彼
優しい
わたしは彼の言葉に頷いて、ぎゅっと手を握った
『嬉しい』って意味も込めて
そしてわたし達は軽い足取りでお兄ちゃんの家に向かった
だが…
という訳でヒラくんは帰されてしまった
そしてなかなか手を離してくれなかった
今日はヒラくんとデートして
お兄ちゃん家泊まって
お姉ちゃん達と3人でお菓子食べながら眠くなるまで話して
色々聞き出されちゃったけど…
すっごーく楽しかった!!!
みーちゃんたちにお土産買って帰らなくちゃ!
ここは小さい頃に戻れる感じがするし
お姉ちゃんも妹ちゃんもいるしとっても楽しかったです!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。