リレーを最後に、今年の運動会は終わった。
隼は1位で、玲於くんは2位だった。
亜嵐くんは、3位だった
私は夏恋にそのことを話した。
そして、最後の組集会が始まった
隼は1年生の副組頭だったから、あいさつをしてた。
みんなが、おぉー、とかいぇーい、とか言う。
友達が、おめでとー!、と言う
みんながざわつき始める…
そして目が合う
大声で呼ばれて、隼の前に行った
またみんながざわつく
これが公開告白…!
どこかで、あの隼が…?、という声が聞こえた。
すると、隼にも聞こえていたらしく、
そう言うとみんなから、おめでとー、と言う声が聞こえてきた
玲於くんの姿は、なかった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。