第9話

#8
332
2020/06/14 09:55
目が覚め、スマホで時間を確認すると10:00を過ぎていた





泣き疲れ、そのまま寝てしまったらしい





空腹感を感じ冷蔵庫を開けるも、入っていたのは飲みかけの炭酸水だけ





仕方なくコップに水道水を注ぐ





水道水独特のカルキの風味が鼻を突き不快感を感じさせた





大学に行く気にもならず、ベッドに体を放り込む





ヒョングにどんな顔をして会いに行けばいいのだろう





お姉さんは私がデマを流した事を知っていたのだろうか





ヒョングは私がデマの元凶だと知った時、どう思ったのだろうか





ヒョングは私の事を殺したいくらい憎いのに、何故突き放さないのだろう





私がこの世界に存在する必要なんてあるのだろうか





私は何故、生きているのだろうか

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