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第43話

ほんとうは…
1,624
2019/04/24 07:52
目的地であるツリーの前まで来た
ツリーはライトアップされていて本当に綺麗だった
私はそのツリーをずっと見ていた
虹村修造
虹村修造
お前本当に俺と来て良かったのか?
ツリーを見ていた私に横から修造が心配そうな声で言った
あなた

なんで?

虹村修造
虹村修造
いや、すげぇ寂しそうな顔してるじゃん
それに、泣いてるし…
あなた

え…?

自分の顔をそっと触ると涙が出ていた
私は涙を拭った
だけど何度拭っても涙は収まらない
周りの人達からも注目されてる
虹村修造
虹村修造
こっち来い
それを察した修造が泣いている私の腕を掴んでその場を離れた
人気のない所に着くと修造は私の腕を離した
虹村修造
虹村修造
もう一度聞く
俺と来てよかったのか?
あなた

った…

虹村修造
虹村修造
あなた?
あなた

ホントはッ…征ときたかったッ!

また涙が溢れ出した
あなた

私ッ…受験生だから、征と会える機会少なくてずっとこの日を楽しみに待ってたのにッ…
なのにッ…

征を想えば想うほど涙が溢れ出る
虹村修造
虹村修造
じゃあ行けばいいじゃん
あなた

え…?

虹村修造
虹村修造
そんなに赤司に会いたいんだろ?
だったらお前から会いに行けばいいじゃん?
修造のその一言で止まらなかった涙がやっと止まった
そっか。
その手があったじゃん
そんな事考えもしなかったけど、私が征に会いに行けばいいんだ!
あなた

うん!
そうする!
私会いに行くよ!征に!

虹村修造
虹村修造
おう!行ってこい!
次の日私は新幹線に乗って京都に居る征にあいにいった

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